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4日目 釜石~北山崎 [原発、津波被災地へ]

7時前に民宿を出たがおばさんが素泊まりの私のために大きなおにぎりを作ってくれた。
向かうは釜石。
毎回漁港へ行くが、やはり空き地が多い。
以前を知らないから分からないが山側に残っている民家まで波が到達したのだろう。
今回は「平成の大津波」という写真集を持っていったが建物は残っていても廃墟となっているものも多い。
消えたのは民家だろう。
大槌町は中心部は消えていた。
役場の骨組みだけが残り、盛土が広がっている。
山の中腹の墓地が残っているのに家が流され、人が消えた。
ここでも地元の方に話を聞いたが方言なのであまり意味がわからなかった。
少しはなれていて家は無事だったらしい。
良かった!。
なんでも盛土のなかにセシウムがあるそうで広い範囲でブルーシートがかけられている。
またも災難だ。
宮古では初めて観光した。
浄土が浜だ。
まさしくそこはこの世の浄土のよう。
亡くなられた皆さんに思いを思いをはせ散策した。
宮古からは魚を兄弟に送った。
ささやかな買い物による貢献だ。
宮古の魚は何度も送って頂いていたから美味しいのはわかっている。
昼食もここで済ませた。
これより田老へ。
もしかしたら泊まっても良いと思ってナビをあるホテルに合わせたが、着いてみれば骨組みだけで廃墟である。
情報がそのままなのだ。
早めに今夜の宿の予約をして向かうが、開通した北リアス線に沿って津波の被災地は多々あり、有ったであろう民家等は全く無く、少し高いところに仮設住宅があった。
やはり、岩手沿岸の被害は想像をはるかに超える。
民宿は古い大きな民宿だが、最近は人は来ないようだ。
夕飯はおかずがいっぱい。
美味しいと感激していたらまた、おかわりを出してくれた。
素朴なご夫婦です。
足を延ばしての散歩は北山崎、海霧たちこめて素晴らしかったです。


大槌町のブルーシート

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浄土が浜

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三陸鉄道

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北山崎

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