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アウトその後セーフ、のちダブルプレイ [発達障害]

しばらくADHDの話を書いていない。
でも、色々ありましたよ。
就職活動ですが、2戦2敗まで書いたと思いますが
あれで終わりではなかったのです。
2敗目の会社ですが、発達障害に関するベンチャー企業です。
彼が絶賛する若き社長ですが何しろ理念が素晴らしい
それに自分と考えが全く同じだと
ネットから対談など見つけては人にも知らせていました。
いつもいつもその話ばかり。
発達障害者を取り巻く世界を社長が変えると絶対的に信じていました。
 
だから書類選考で落とされたのは残念で仕方ない
敗者復活をかけて、またアピール文を作り直しました
マジョとのエピソードなども入れて、とても面白いし
親としては良くできたアピール文だと思っていました。
それを社長の退出時に入り口で待ち、手渡したのです。
1時間半待ったとか。
社長は「ウケますね~」とにっこり笑ったとか
なぜ、この方法をとったかというと、書いたもの、話したことなどからこれは
面白がってくれるのではないかと推測したようです。
その通りとなりました。
そして、再度の連絡で面接してくれることになりました。
 
そこで黙っていられないのがADHD
一言、今はまだ時期尚早と注意しようと思っていた矢先に
すでに、フェイスブックにこの事を上げてしまいました。
反応は、スゴイ!、頑張れ、結果はどうあれ次につながる等
多くの方から励ましの言葉をもらいました。
 
そして、面接の日
夕飯はいらない、〇〇へ寄ってくるからと元気に出かけました。
帰りはそこではしゃぎたかったのだと思います。
面接が終わる時間になったら、これから帰ると連絡があり
良い結果ではなかったのだなあとマジョもがっかり
 
話を聞くと
面接してくれた若い人事担当は、最初から断るつもりでの面接で
事務と子供に教える人を探している。できますか?
ADHDにそれは絶対に出来ない。
ではボランティアとしてでもこの会社に関わりたいと言ったら
親御さんや、生徒に接するから無理では?と言ったそうだ。
スマートな身のこなしや敬語がうまく使えない時もあるかもしれないが
何より、本人や親へ接する気持ちが 健常者に比べると
わかっていることが多いから、その心理をつかめる。
要は、形より心なんだけれどね。
とにかく、つぶすための話し合いになったそうだ。
断わるのは構わないが、断り方にも言い方があるではないかと言う
ましてや、顧客にもなりうるADHDである。
業務の一部では発達障害の就職支援も行っている
そして、ネットの口コミでは否定的な意見もあった。
そうだろう、発達障害の特性を理解していないから最初から上から目線なのだ。
 
面接の様子でもう結果はわかっている。
そこで彼は考えた。社長へ直接手紙を書いた
今回の失礼の段を詫び、一度は直接お話ししたかった。
しかし、会社の理念とは大きくかけ離れた方がいるこの場所では
自分は働けない。
応募を、撤回したいとこちらから 断ったのだ。
きっと、馬鹿な奴だと会社のみんなで笑っているかもしれないなあ
その後、断りの文書が届きましたが。
会社の理念とは、最初は高い理想を掲げそれに邁進していたのかもしれないが
組織が大きくなり、理念より利益となり
人材もその理念から大きく変わってきたのだろうと思う。
本人は全然、めげていないので助かるが
次なるものを見つけ、また何かしている。
 
出来ないことが多すぎるが、良きパートナーさえいたら
自分で始めた方が良いという気もする
そう、ADHDの考える理念は素晴らしいからだ。
発達障害者の野茂になるが彼の目標である。
ありきたりの人生ではなく、心に満足感や幸福感を感じるものを
見つけてほしい。
親が親ばかにならなくて、誰がなる
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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