知ってるかい？

これからひどい話書きますから、最初にちょっときれいな　アガベンサスを

私たちは今、あのイスラム国を野蛮だと感じ
信じられない奴らだ！と思っているでしょう
もちろん、私もあってはならない事と思っています。
現代は、後藤さん、湯川さんでわかるように
その映像が世界に流れました。

そして、断固として許さない！　国民を守るために自衛隊を出すと
言った人がいました。
その人の考える事は、過去の日本です。
戦う国の日本です。

その過去の戦いとは・・・・・
最近、思い出しました。
南京における、１００人斬りです。

シナ事変初期に二人の少尉が、どちらが南京入りまでに１００人斬るか競ったのです。
これは無辜の捕虜や農民もいたようです。
今では信じられない事が戦時には行われていました。

この国も、かつてはこれが名誉であったのです。
疑うことなく、人を殺める事を名誉とし
賞賛した時代が・・・・
当然かもしれません。それが戦争ですから。新聞も書き立てた

そして、世界各地で起きる自爆テロを私たちは、奇異な目で見るでしょう
なんて馬鹿な事をと

しかし、７０年前にその自爆テロは日本にもありました。
それは特攻であり、人間魚雷です。
自分の意志ではなく、命令によってです。片道切符の死の突撃です

考えて頂きたくて、あまり詳しく書きませんでしたが
靖国神社の遊就館には
爆弾三銃士のコーナーがありました。

それは賞賛を意味するコーナーです。
だから、私はこの施設が嫌いなのです。

爆弾三銃士は、過って事実が伝えられ、それが美談となり
映画や小説その他になり一世を風靡したそうです。
しかし、これにも裏があり
この選ばれた三人は、被差別部落の若者だったのです。
そして、爆発しなくて、戻ってきたら、また無理やり行かされ爆発してしまったようです。
「太平洋戦争と新聞」という本で知りました。

昔の日本とイスラム国と　どこが違いますか？

今の日本から見ると、野蛮に見えても、７０年前の日本も同じです。
そう違いは無いのです。
人は狂気を隠しもっている人もいます。普段はでなくても
戦場になれば出るのです。
自虐ではなく、本当の事は知っていたい、知って欲しい
そういう過去があったという事を

兵を出すという事は、きれいごとではないのです。
人間性を失います。

午後は雑木林をウオーキング、
異国の地で朽ち果てた人々と重なりました。

コメント 27

拙ブログへのコメントありがとうございます。
川越に行った当日に菓子屋横丁で火事があったようです。
明日の記事にしましたが、出火した時間は食事に行っていて、
火事は夜のニュースで知りました。90歳のお年寄りが亡くなら
れたそうで、ご冥福を祈るばかりでした。
by johncomeback (2015-06-29 20:22) 

昔はタテ社会で祖父から父へ、父から子へと、色々と知恵が伝わってきました。今は断絶して完全なヨコ社会。ラインとかで横の情報は盛んに行き来しても、歴史とか大切な生きる知恵とかが伝わらない。
戦争についてはもう私らの世代が異を唱えないと、本当にとてつもなく危険な世界に陥るでしょうね。
私の叔父は２人太平洋戦争で犠牲になっています。名もない南方の島で遺骨も戻って来なかったそうです。
その叔父の子供の頃の写真を見たことがあります。本当に優しそうな表情をしていて、昆虫学者になるのが夢だったそうです。他人を傷つけることなんて考えられない心の優しい子供だったそうです。
自分の意志に関係なくそういった若者を戦地に送り出すのが戦争です。二度と過ちを起こしてはならないし、そういった犠牲に学ぶのが智恵というものです。
by シルフ (2015-06-29 20:24) 

戦争は人間性を喪失させてしまいます。
戦う前に人間性を喪失してしまっている一国の首相、
妄想に取りつかれているなら何とかしなければなりません。。。
by トックリヤシ (2015-06-29 20:53) 

こんばんは。
私など何もしていないのに等しいです。
今からでも遅くはないので、真実に迫ろうと思います。
majyoさんのブログ、本当に勉強になります。
by tempest17 (2015-06-29 21:48) 

johncomeback　様

川越へ行かれたのは当日でしたか
菓子屋横丁は楽しいところですし、何度も出かけていますから
気になっていました。
詳しくは存じませんでしたが、９０歳の方が・・・・
狭いところに多くの店があります
そして、木造が多い。
類焼したのですね。お祖父さんお気の毒です。


by majyo (2015-06-29 21:54) 

シルフ　様

先ほど、いつものように　前半を読み
よくもまあ、これだけ次から次へと出るものだと感心して
笑っていました。

でも、叔父さま二人が亡くなられたのですか。お若いですよね
ご両親の嘆きはいかばかりか
千鳥ヶ淵の戦没者墓苑には地図があり、そこで亡くなられた方の人数が
書かれています。遠くまで、遠くまで行っているのです。
これは戦争を始めた人、そしてそれを指揮していた人々がいたからですね。
今日、朽ちた木の上に植物が生え、同じ人間として
どこかで遺骨となり、日本に帰る事も出来なかった方の事を
少しだけ考えました。そういう事なのですね。
そして、心優しい叔父さまは、昆虫が好き！
とても、辛い任務だったことでしょう。行きたくは無かったと思います。

今の自衛隊は志願ですが、もしかしたら辞める方もいるでしょう
意に沿わずに、入る方も出てくるかもしれません
イラク・アフガンの派兵でも、帰ってきてから自死した方がいます。
少なからずの人たちです
暗い事ばかり書いてもなあ？と思いながら、派兵肯定派には知ってほしい事です。
大事なお話しありがとうございました。

by majyo (2015-06-29 21:57) 

トックリヤシ　様

この１００人斬りがもてはやされた時代があるのです。
戦後、講演会などで話したそうです

人間性のない人たちは、今から人間性を取り戻すとは思えません
退陣意外にありませんね。
自分の名前が歴史に残る事だけ考えているのでしょう。
残りますよ！　史上最悪の人だったと・・・・


by majyo (2015-06-29 21:58) 

tempest17　様

私は一日せわしく動き回って多動性ですが
なぜか昔から本が好きで、色々な本を読みました
そして自然と今の考えが出来てきました。
それぞれに違いはありますが、思いは一緒です
なんとか、手を携えて、この危ない社会状況を変えたいですね
by majyo (2015-06-29 22:06) 

まったく、似たようなものです。
「全然崇高さが違う」と思うのは、ただの勝手です。
向こうは向こうで、そう思ってますよ。
今宵も良い記事をありがとうございます。
by momotaro (2015-06-29 22:29) 

momotaro　様

あるとき同じじゃん！そう思いました。
いつかと思いながら今日になりました。
首を斬るのが残忍で、銃なら良いという事でもなく
もう少し、想像力働かせてと言いたいです。
戦闘機でピースしている写真いつか載せたけれど
もう、いい加減にしろ～と

by majyo (2015-06-29 22:37) 

同じように国定教科書に載り、子ども達の戦意高揚に利用された、「キグチコヘイハ、シンデモラッパヲクチカラハナシマセンデシタ」の木口小平は岡山県出身の「英雄」ですが、これは事実に反して作られた軍国美談だったようです。安倍さんのブレーンといわれる八木秀次氏ら、「新しい歴史教科書をつくる会」による教科書が、これらの軍国美談をことさらに取り上げていることは、いざとなったら身を捨てても国に奉ずる若者を育てたいのですね。そんな事態を想定しているということでしょうね。
by kazg (2015-06-29 23:36) 

本論と全く関係ないのですが、きょう、このお花、アベカンザスかアガパンサスかアガベンザスかで三人で議論し、アガパンサスが勝ったような気がしました。
そんな微細なことでも、三人集まれば議論が起こるのに、どうして国の一大事に議論が起こらないのか、物言わぬ国民は政府の言いなり、気をつけたいと。
by 足立sunny (2015-06-29 23:41) 

特攻は、まさに自爆テロ・・・ですよね。
by achami (2015-06-30 00:29) 

その新聞、当時の新聞なんですか。
気持ちの悪くなるようなバカバカしい記事ですが
戦争はすべてが狂ってしまって、こんなことが
戦時中の英雄になってしまうんですね。

by プー太の父 (2015-06-30 05:06) 

過去を美談化する傾向は年が経つにつれて野蛮な行為であったと皆思ってるでしょう。
by 旅爺さん (2015-06-30 07:01) 

kazg　様

死んでもラッパは離しませんでした。と言うのは聞いた事があります。
国定教科書に載っていたのですか・・・
戦時美談はどうも作られた節がありますね。
爆弾三銃士などは、呆れました。

今の政権が教科書を作る事は、到底受け入れられません。
真実を伝えれば良いのです。
特に、これだけ右寄りになった政権はかつてありませんでした。
ブレーンと称する人たちは、AB氏に成り代わって
その意志を引き継ぎ、史実を曲げてやりそうです。
大事な子供たちを軍国少年や少女にされては、死んでも死にきれません。
新しい歴史教科書を、画期的だと言った友人がいましたが
あとで、わかった事ですが、なんとバカな！そう思いました。
過去の歴史がどうであろうと、
今、一生懸命生きている私たちは、それを心に留め、
未来志向で行けば良いと思っています。
美化はいけませんね。

by majyo (2015-06-30 08:03) 

足立sunny　様

お花の名前で論争とは、面白い！
私は洋名は覚えるのが大変です。
特にアガベンサスは覚えにくい。「アガサ」で覚えました
教えて頂かなければ、探しようがないのです。

今、国の一大事とわかっていただける方は本当に多くはありません
疑問を持たない方も多い。
１８０度転換のこの時期です。無法は許してはならないと
思っています。マスコミの真実を伝える姿勢が無いと
難しいです。しかし出来る事からで　ここでも書きます。
一人でも、街宣します。よろしくお願いいたします。


by majyo (2015-06-30 08:04) 

achami　様

自爆テロは恐ろしく、特攻は美しいと言うものではないですね
本質的には自爆テロです。
日本は、この戦い方によりアメリカを震撼させました。
だから、二度と闘わないような憲法にしたのです。
しかし、それはとても良いものでした。人類の理想ですから

by majyo (2015-06-30 08:05) 

プー太の父　様

「太平洋戦争と新聞」には　忘れましたが　その当時の新聞が
いかに戦争に加担したか、良く書かれています。
今、言論人はもう一度、過去の過ちについて検証すべきだと思います。
当時は喝采された記事が、いかに陳腐であるか
わかりますね。人はその時の教育や方針によって善悪の区別も
つかなくなるという見本ですね

by majyo (2015-06-30 08:05) 

旅爺さん　様

美談は作ってはいけないし、そして押し付けるものでもありませんね。
謝ってばかりは嫌だ！　誇りを持ちたいという気持ちも
わからないではありませんが
正しく、見つめなおす目が大切だと思います
そして、子供のころから考える力です。
覚えるのではなく、自分で考え判断する力を養う事が大切だと思っています
右ならえの国民だと皆、あらぬ方向へ行ってしまいますから


by majyo (2015-06-30 08:07) 

majyoさま、ご連絡遅くなりました。

トンボのメガネについて、majyoさまのお話をぜひお伺いしたいので、
ご利用していただいて結構です。
ご丁寧なご連絡ありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。
by dumbo (2015-06-30 09:55) 

dumbo 様

ありがとうございます。
戦後、心ある方が未来の子供に対して
この様な事を考えて、歌を作ったという事実に
感動します。
今日は？　わかりませんが、出来たらアップしたいです
こちらこそ、今後ともよろしくお願いいたします。
by majyo (2015-06-30 12:39) 

胸が痛くなりますね。
７３１部隊の本を読んだ時も驚きと
怒りと悲しみに包まれました。
こうして記事アップしたmajyoさんの
ブログを多くの方に読んでもらいたいです。
by 長友 (2015-06-30 14:55) 

長友　様

歴史とは残酷ですが、それを知り、そして反省し
二度と過ちは起こさないようにしなければならないと思います。
長友さんと同じ場所に行っている事も多いですね
７３１部隊ですが、記憶ももうあまり無いのですが
細菌戦の最前線だったと思います。
忌まわしい事は、忘れるではなく教訓として残す
それが大切だと思っています。
コッホさんかな？
戦争遺構がだんだんなくなるのではと心配されていましたが
もしかしたら、あり得ます。都合が悪い人たちがいるからです
読んで下さる方は、そう増えません(笑)
どうぞ、よろしくお願いします！
by majyo (2015-06-30 16:19) 

そうして人を壊していくのです。
壊れた人間性を元に戻すことは容易ではありません。
戦うことで誇りを持てるという人は、いつも自分は勝側にいて
傷つかないとシンプルに思える人でしょう。
by gonntan (2015-06-30 21:02) 

gonntan　様

人は脆いですよね。アメリカでも同様な事があります。
精神的に壊れるのです。
命令する立場の人は何の痛みも感じません。
想像力すらありません。
１００人斬りは、もう名誉？の戦いです。
延長戦？　こんなバカげたことをしていた７０年前
いい加減に、愚かであることに気づいて欲しいです
by majyo (2015-06-30 21:29) 

時々 ネトウヨと称される人たちのことを考えます。
彼らは南京大虐殺のことはおろか 日本が戦争中にやった数々の非道なおこないをすべて「自虐」「捏造」と否定します。そればかりか一部は 戦争前の関東大震災での朝鮮人虐殺まで否定します。

いったいこの心根は何なんだろうかと考えます。戦争中の軍国教育を受けたはずもない世代がそうなんです。
「日本は世界に唯一の神の国」というのを本気で信じているらしい若者にも実際に遭遇しました。

そしてネトウヨではないはずの人たちもISの人たちの行為を残虐だと非難します。実際にそれはたしかに残虐ですが 彼らがなぜ出現したかということは考えたくないようです。
かっての「皇軍」が捕虜の首切りなどを日常的にやっていたことを思えば ISを「残虐な連中だから殲滅しろ！」などと切って捨てることは出来ないはずです。
日本全体がネトウヨ化しつつあるのかと時々恐ろしくなります。
by アマヤ (2015-07-05 00:07)