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オオカミに見る西洋と日本の違い [本、映画、テレビ他]

少し前に 青空朗読と言うのを聴くようになったことを書きました。
ゴロ寝しているときや、お風呂でも聴いている(^▽^) 最近は30分入ります

なぜかグリム童話があり、「赤ずきんちゃん」と
オオカミと七匹の子供やぎ」を聴いた

ここで登場するオオカミは悪い動物の代名詞である
あかずきんちゃんとおばあちゃんを丸ごと飲み込んでしまう
見つけた猟師はオオカミのお腹を割き、二人を助け出す
そしてお腹に石を詰め込むのです。

結構凄惨な描写です


[位置情報]
奥多摩や秩父ではオオカミ信仰があります。


s-lokds.jpg


オオカミに興味を持ったのは山の友だちに言われて
狼の護符」という本を読んだからでした。




その後に笹本遼平の「分水嶺」を読みました

そこでのオオカミは山中で人を導き、命を救うのです。

今回、同じオオカミがこうも違う事に驚くと共に
なぜなんだろうと思いましたが、調べてなんとなくわかりました


農耕民族である日本人は、田畑を荒らす鹿やイノシシを

食べてくれるオオカミはありがたい存在でした
しかし、西洋は狩猟民族、動物を食べるオオカミは敵なのです


立場が変わると同じ動物でも、こうも違う事に納得です


ニホンオオカミは絶滅したと言われていますが

私はグリム童話のオオカミより
信仰の対象になっているニホンオオカミに限りなくロマンを感じます

三峰神社、御岳山等オオカミ信仰の神社は多いです。
一時尋ねてみたいところはいくつかありました。オオカミに魅せられたのです。


何度か登った武甲山の一の鳥居には狛犬ならぬ

オオカミが鎮座しています。
また行きたいなあ~


狼について書きましたが、立場変わるとこんな事は世界で多いでしょう

それを知る事も必要ですね






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