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葉っぱのフレディー いのちの旅 [本、映画、テレビ他]

ピアノの前にはサロンがあります

見舞いに来た子どもたちのために絵本があります


読んだことはないないけれど知っている本

葉っぱのフレディーがありました、読みました。


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葉っぱのフレディーは春に生まれました

夏には子供達やお年寄りのために葉っぱを広げて喜ばれました


秋にはそれぞれが紅葉します

一つとして同じものはないのです


やがて冬になりました

枯れていた葉っぱのフレディーは

ぽとりと下に落ちてしまいます

冷たい雪の上に


見上げれはそこには大きな木があります

見えないけれど沢山の根が張っているでしよう

土になつて養分となり

次の春にはまた沢山の葉っぱをつけることでしよう



いのちの旅とあるように死はそこで終わりではない

次につなげてゆくものです

ここで良い本に出会えて良かった


退院すると思っている孫たちに、いつか読んでもらいたい一冊です


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話題の本 日本国記、日本が売られる [本、映画、テレビ他]

カルロスゴーンが逮捕されました。
安倍総理とお友達ではなかったようですね。
逮捕されてしまったもの

ニュースはこればっかり
こんな時は疑わなくてはならない
何を隠したいのか?
 
 外国人技能実習生?
 外国人労働者の拡大?
 原子力倍賞法?
 水道民営化?
 ジャパンライフ?
東京地検よ、ゴーンさんも良いけれどもっと逮捕する人いるんじゃない?
なんとなく釈然としない
 
先日、アベ総理は紀ノ国屋書店の社長と会われました
首相動向に出ていたそうです。
そうしたら、あの紀伊国屋には 百田尚樹のコーナーが出来ました
お友達の為にお願いに行ったのかなあ?
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日本国記は一時、ダントツ一位で話題になりましたが
何でもコピペ本とか? 本人も虎ノ門ニユースで言いましたね
Wikipediaの引用が何か所か、そして出典も書かれていない
あちこち切り張りしているから、内容が統一されていないとか
まあ、かしましいです。
 
先日、孫に本を買うために行った本屋さんでは
週間一位は 百田の日本国記でした。
昨日、本屋さんに行ったら、もうランクインされていません
どうしたのでしょう? 本屋さんとしては恥ずかしいと思ったのでしょうか
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小説ではなく「歴史書」というふれこみなら
ウソはいけないし、引用するなら出典をきちんと明記すべきでしょう
 
昨日は 堤未果さんの「日本が売られる」を買いました
新書で2位でした。これは嬉しい。
私が良く引用する矢部宏治さんが、いま一番のジャーナリストと
絶賛されている方です。
ネットで動画などを聴いていますが本は初めてです。
 
まえがき読んだだけで、内容が想像できました。
冷戦後、戦争の舞台は金融市場へ移り
あらゆるものが国境を越えて投機の対象になっていると言います
 
次々と売られていく大切なものは、派手なニュースにかき消され
日常に埋もれて見えなくなると言います
 
木を見て森を見ないと立ち向かうべきものはその姿を現さない
 
まだ読み始めていませんが
目次だけご紹介します 第1章のみです。
 
    1 水が売られる
    2 土が売られる
    3 種が売られる
    4 ミツバチの命が売られる
    5 食の選択肢が売られる
    6 牛乳が売られる
    7 農地が売られる
    8 森が売られる
    9 築地が売られる
 
断片的には危ないとわかっていたものですが、体系的に読んでいません
寝てばかりのわたしにまとめられないかもしれないけれど
とにかく水が危ない。それから読みはじめます

本日は治療、娘と食事、緩和クリニックと忙しかったので
戻ってから1時間寝ました。
まあまあでしょう。昨日はありがとうございました。
 
 
 
 

 
 
 

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目をそむけない、まんぷくより [本、映画、テレビ他]

皆様は、NHKの朝ドラをご覧なっていますか?

私は観ていないのでよくわからないのですが
主人公が憲兵に拷問される? そんなシーンがあるようです。
 
朝ドラ「まんぷく」乱暴な憲兵の拷問シーンでもう見る気が失せた。
昭和30年代40年代の戦争ドラマの見過ぎだよ。
いつも悪者に描かれて、憲兵が気の毒だ。
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このツイードをした方はノンフィクション作家のようですが私は存じません
 
その他にも日本を貶めるようなのはやめろと言うのも読みました

これも従軍慰安婦、南京大虐殺、その他関東大震災の朝鮮人虐殺と
同じような論調ですね。現在では百田尚樹氏、小川榮太郎氏
あの方たちがこのような主張をしています。
 
見た事しか信じないなら歴史は必要ない
多くの書物や実写映像、写真その他証明するものは幾らでもあります
読まない、観ないだけです。
 
大杉栄は伊藤野枝と6歳の甥
三人とも井戸に落とされました。甘粕が首謀者とか
 
あの蟹工船の小林多喜二はプロレタリア文学で
告発小説を書きましたが、酷い拷問にあい
その母は慟哭します。
今もネットにはその写真があります。アップ出来ないです。悲惨で
 
憲法36条に
公務員による拷問および残虐な刑罰は
絶対にこれを禁ずる
 
とありますが、これが戦前、戦中にあったからこその条文です
 
良い憲兵もいたかもしれませんが
事実は事実として認める姿勢がないと未来志向には迎えないでしょう
この手の論調が多くて、目をつぶりたい気持ちはわからないではありませんが
しっかり認めることも必要です。
 

[台風]今日の免許の更新は
先日高齢者講習を済ませていますから
あっという間に終わりました。狭い部屋で缶詰にならなくて良かったです
 
明日も早い出発です。
一日かかると思います。ご承知下さい
 

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虔十(けんじゅう)公園林 宮沢賢治 [本、映画、テレビ他]


この頃本を読む代わりに朗読を聴くといつか書きました。
たくさん聴いているけれど途中で寝てしまう事が多い

この虔十公園林は三度くらい聴いただろうか


年を取り、何もかも衰えていく中で

今までの経験からか世の出来事からか
以前とは違う感性になっている事がある

もし、この本を悩み多い時に読んでいたら

今の様な感じ方はしなかったように思う

青空文庫にありますからお時間のある時にでも

虔十公園林

https://www.aozora.gr.jp/cards/000081/files/4410_26676.html


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私のあらすじ


虔十はいつも縄の帯を締めて自然に歓喜して笑っていました。

それを観て子供たちはバカにします。
今でいう知的障碍児なのでしょう

言われた事はなんでも一生懸命。

そんな虔十がある日杉苗700本買ってと母にねだります。
隣りにある野原に植えると言って
その野原は植林には向きません。兄さんは無駄だと言いますが
お父さんか言います。
今まで何一つ頼みごとをしないのだから買ってやれと

そして納屋から道具を持ち出して杉苗を植えます。

隣りの男はあんなところに杉など育たないと嫌味を言いますがそれでも

杉苗を植え続けます。700本です
枝打ちもしました。
杉は高くはそだちませんが並木道のようになりました。

その林には子供たちが集まるようになりました。

学校帰りの子供たちは隊列を組んで大騒ぎです。
隣りの男が杉で日影になるから切れと言いますが
生れてはじめて嫌だと抵抗します。
その虔十は秋にチフスになり死んでしまいました。


この村はその後開発によってにぎやかになりました。

町になったのです。
年とったお父さんにあの林を売ってくれという人もいましたが
売りませんでした。虔十が作った林なのですから


何十年もたって虔十が林を作った頃、その林で遊んだ子供が

今は博士となり町へやってきました。
そして子供の頃遊んだ林が今もある事に驚くと共に喜び
校長先生に言います
虔十公園林と名をつけていつまでもこの林を保存するやうにしては
そしてその通りになりました。


何でもない話なのですが私にはとても感じるものが多かった。

今だから感じるのでしょうか


優生思想とか、マイノリティーとか生産性とはなんだろう

心に温かいものを残してくれるこの本に救われました。

この話は初めてですが、若い頃読んだ本を読み返して
感動する事もあるのです。人は日々生きているのですね



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オオカミに見る西洋と日本の違い [本、映画、テレビ他]

少し前に 青空朗読と言うのを聴くようになったことを書きました。
ゴロ寝しているときや、お風呂でも聴いている(^▽^) 最近は30分入ります

なぜかグリム童話があり、「赤ずきんちゃん」と
オオカミと七匹の子供やぎ」を聴いた

ここで登場するオオカミは悪い動物の代名詞である
あかずきんちゃんとおばあちゃんを丸ごと飲み込んでしまう
見つけた猟師はオオカミのお腹を割き、二人を助け出す
そしてお腹に石を詰め込むのです。

結構凄惨な描写です


[位置情報]
奥多摩や秩父ではオオカミ信仰があります。


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オオカミに興味を持ったのは山の友だちに言われて
狼の護符」という本を読んだからでした。




その後に笹本遼平の「分水嶺」を読みました

そこでのオオカミは山中で人を導き、命を救うのです。

今回、同じオオカミがこうも違う事に驚くと共に
なぜなんだろうと思いましたが、調べてなんとなくわかりました


農耕民族である日本人は、田畑を荒らす鹿やイノシシを

食べてくれるオオカミはありがたい存在でした
しかし、西洋は狩猟民族、動物を食べるオオカミは敵なのです


立場が変わると同じ動物でも、こうも違う事に納得です


ニホンオオカミは絶滅したと言われていますが

私はグリム童話のオオカミより
信仰の対象になっているニホンオオカミに限りなくロマンを感じます

三峰神社、御岳山等オオカミ信仰の神社は多いです。
一時尋ねてみたいところはいくつかありました。オオカミに魅せられたのです。


何度か登った武甲山の一の鳥居には狛犬ならぬ

オオカミが鎮座しています。
また行きたいなあ~


狼について書きましたが、立場変わるとこんな事は世界で多いでしょう

それを知る事も必要ですね






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枝野幸男、魂の3時間大演説 [本、映画、テレビ他]


扶桑社 690円

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皆様は国会の最終日の7月20日
野党が共同して内閣不信任案を出したのはご存じですか?


その日、その時間に家にいた私はインターネット中継を

リアルタイムで寝ながらイヤホーンで聴いていました。

立憲の枝野さんの演説は素晴らしいものでした。
立憲主義とは何か、民主主義とは何か 保守とは何か
ああこれはとても勉強になるな
凄い人だな
そう思いながら2時間43分の中で寝てしまった時もあります。


別の日にも聴いてみました。

もう一度おさらいしたいなあと思ったからですが、凡人にはただ通り過ぎるだけ

この時の大演説が緊急出版されることになったのです。
すぐに予約しました。
しばらくして支払通知がきて支払いましたがまだ本は到着していません。
3冊買いました。


しかし本屋さんには並んでいるようです。

今日は買い物のついでに買ってきました。


2時間43分の演説の中身ですが

原稿ではないのです。レジメなのですね
それであのような内容の濃い演説にはいつも頭の中に
すべてが入っているからでしょう
誰かとは大違いです。



不信任決議案をだした7つの理由

 
1 高度プロフェショナル制度の強行

 

2 カジノ法案の強行


3 アベノミクスの失敗


4 政治と社会のモラルを低下させるモリカケ問題


5 ごまかしだらけの答弁 そして民主主義を無視した強行採決


6 行き詰る外交と混乱する安全保障政策


7 官僚システムの崩壊


テレビ放映されない国会中継を見る方は少ないでしょう

聴いた私でもさてそれをどうご紹介したらよいのやら
言葉にはできません。
是非、手元に一冊


そしてこのような本はカバーしないで電車の中で読みたいですね


本日は予約投稿です

この時間は東洋医療の時間です。先に書いています


昨日の記事はご心配おかけしたようですが
私はまったく変わりません。淡々と日々を過ごすだけですが
いまの現状もお知らせしておこうと書いたものです。

お心を煩わせたとしたらごめんなさいね







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夏は読書に限る [本、映画、テレビ他]

今日買った2冊

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宅配便が来てから家を出た。
車のキーを持って
しかし涼しい。歩いてみようと銀行2つとショッピングセンターへ出かけた
銀行では用が済んでも少し休ませてもらう
休み休み用事をこなす。


大きなショッピングセンターで本屋さんへ立ち寄った
やはり読みたい本は幾つもあるが2冊だけにした。

やはりこの夏は戦争に関するものを読もうと
水木しげる 石川達三を購入した


水木さんは21歳で召集されラバウルに赴く

イジメのピンタ、壮絶な戦いで味方は全滅
やがて左腕を失う
しかし地獄ばかりではなく原住民とのふれあいもあり「天国」も体験する
8つの短編漫画からなる

お勧めです。すぐに読めます。


生きている兵隊 石川達三はまだ読んでいません
南京大虐殺を描いたルポルタージュですが
中央公論に発表されて即日販売禁止となりました。
日本にとって都合が悪かったのでしょう

戦後刊行され伏字だったところを明示した復刻版です
これはまだ読んでいません

石川さんもやはり従軍しています。

夏はもう一度心に刻みたい本が多いですね

暑い夏は読書に限ります



稲田朋美

稲田朋美元防衛相は29日、ツイッターに法曹界の護憲派を「憲法教という新興宗教」と否定的に評するコメントを投稿した。その後批判を受け、30日までに削除した。


日本会議中野支部での講演

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もうアベシのお気に入りの人たちは人権は無視するし

憲法はないがしろ
闘う気が満々です。
水木さんの漫画を読んでもらいたいです。


帰りは太陽が真上、日影が無い。
とぼとぼとようやく戻って、すぐに昼寝です。

やはり歩くのはキツイ




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万引き家族 [本、映画、テレビ他]

少し前に話題の「万引き家族」を観てきました。
初回の9時ですがそれなりに人は多かった
http://gaga.ne.jp/manbiki-kazoku/


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観たのになぜ書かないのか?

珍しくどう書いて良いのかわからなかったのです。


わずかな年金生活者のおばあさんのお金と訳あって働けなくなった父親

そして職を失う母親
風俗で働く母親の妹、息子、万引きは生活の補助でした。
そして家族は貧しくとも仲睦まじく暮らしています

これは監督も言われていますが、すべてこの豊かと言われる日本であった事が
下敷きとなっています。
年金不正受給、子の虐待、子の放置、DV、失職


途中まではこの家族を紹介するようなストーリー

万引きして暮らしているのに、とても明るいのです。
助けあって生きています。


後半、子供の万引きが発覚したところから、話は大きく動きます
詳しい粗筋を読んでいなかった私には驚きの連続でした。
だから結末も粗筋も書かない方が良いのです。
そして当たり前のセリフを警察官が言います。これは監督のメッセージでしょうか?
痛烈に批判しているように感じました。警察官のセリフは社会そのものです。


家族とはどうあるべきか?それぞれが考えるものでしょう

普遍的な価値観など無いと思うのです。
抽象的になりますが、これが書けない理由です


私の場合、

家族を壊したくないと思っていたことが家族を壊しました。
もう壊す事に迷いが無くなった時に、初めて本当の家族になった気がします。
是枝監督の「そして父になる」を観た時も同様の思いを感じましたが・・・・

それぞれが何をこの映画から感じるか・・・・

それは観た方が結論するべきでしょう

役者さんたちがとても素晴らしかった
特に子役は、セリフを覚えさせなかったとか
その場で教えたそうです。だから自然なのです


お婆さん役の樹木 希林さん、これはlequiche さんのところで知ったのですが

http://lequiche.blog.so-net.ne.jp/2018-06-09
撮影時は入れ歯を外しての演技だったそうです
貧しいばあさんならそれらしい顔になっても良いと考えたのでしょう。役者魂です。


映画は作りものです

しかしその作り物の中に、より真実が見えてくるのはストーリーと役者さんでしょう
観ないでガタカダいうネトウヨさんには、見えるべきものが見えないのでしょうね



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檻の中のライオン [本、映画、テレビ他]

昨日の記事で トックリヤシさんが言いました


  進次郎だって所詮ジミントウ議員、檻の中で吠えているだけだよ
  本当に吠えるのなら檻から出ろって


これで思い出した事があります。

「檻の中のライオン」と言う本です。


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いま、一番わかりやすい憲法の入門書とありますが

興味があれば中学生くらいからわかるのではないでしょうか
この本は前川喜平さんが講演会で紹介し、そして会場でも売られた本で
わかりやすく書かれています。
前川さんの講演はとても面白くてためになります、
今朝もまた聴きましたが何度聞いても良いですね
5.12 前川喜平さん大いに語る 徳島です
https://www.youtube.com/watch?v=-UvpaLG-8vI


皆様はもうお気づきでしょう

「ライオン」とは国家権力の事です
「檻」とは憲法ですね

国家権力が暴走しないように檻、すなわち憲法で出さないようにする

何度か書いていますからご承知と思いますが
憲法は、99条で天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。とあり
私たち国民は檻の中のライオンが決めた法律を守ります


ライオンは強くて頼りにはなりますからお願いして取り仕切ってもらうのです

しかしライオンは強いうえに我儘で暴れ出したら手が付けられません
歴史を考えると何度もライオンが暴れた事がありました。
無謀な戦争に突き進み、他国の人を殺し、自国の人は戦死しました

もうそんな事は二度とあってはいけません
だからライオンを檻に入れて歯止めをかけることが必要です
これが憲法に基づく政治、立憲主義ですね


ライオンは個人の集まりですからとんでもない人がなる場合もあります

檻に入れて監視の目を光らせなくてはならないでしょう

そんな事がわかりやすく書かれているのがこの本です


若い弁護士の楾(はんどう)大樹さんという方が書かれています

プレゼントにも良いですね。もちろん自分で読むのもいいです


今日は帰りが遅くなるので、早めにこれを書いています

まだ読み終わっていないのに紹介するのは気が引けますが

昨日のコメントの檻の中から思い出して書きました。






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タクシー運転手 約束は海を越えて [本、映画、テレビ他]

Twitterにアップしたもの

「タクシー運転手 約束は海を越えて」
1980年5月
韓国現代史上、最大の悲劇となった光州事件
 あの日、真実を追い求めた一人のドイツ人記者と
彼を乗せたタクシー運転手がいた。
      笑った、泣き続けた
負け続けて得た100万人デモの勝利なのだ
http://klockworx-asia.com/taxi-driver/


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まだ公開されたばかりだが、早くも評判はとても良く
思い切って今日新宿まで出かけた
素晴らしい映画だった。

以前にも韓国映画観て、すごいなあと感じたことがありとても感動したが、

今日も勇気と元気をもらった。
中盤から、静かに涙が流れ続けた。
隣りも、隣も 泣いていた。

安保法反対集会での機動隊の暴挙など思い出すと

映画と重なってしまう


光州事件

名前だけは知っているが、詳しくは知らなかった
でも、歴史的背景も必要だが、観ればすぐわかる
韓国の光州で弾圧が起きているらしいと知ったドイツ人記者は
ソウルへ入る。
お金に困った運転手は、他のドライバーの仕事を横取りして
光州までドイツ人記者を乗せる
学生デモに関しては親のすねかじっている身で、何をやっているのか
批判的だったが、実際の現場に立ち
軍はここまでひどい事をするのか!と憤り
一度はソウルへ引き返そうとしたが、また光州に戻る


観て欲しい人は、軍人たち、機動隊、警察官、政治家

何よりジャーナリスです。
そして多くの国民にです。
リンク先に予告編がありますから、是非!


多くの国が民主化を色々と挫折しながらも勝ち取っています

負け続けて、負け続けて
勝ち取るものなのだと思い知らされました。
諦めたらいけないと言う事ですね


この映画は朴クネ大統領が罷免され、文大統領が誕生した

直後の8月に封切られました。
韓国動員1200万人 2017年№1のヒット映画です


かなりの地区でやっていますから 観ていただきたいです。

平日の11時半からですが満席でした。年代も様々でした。




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戦場の子供たち・広河隆一 [本、映画、テレビ他]

少し前に池袋の芸術劇場の写真展へ行きました
「戦場の子供たち」です


広河隆一 1943年生まれ


日本のジャーナリスト、戦場カメラマン、市民活動家

フォトジャーナリズム 月刊誌DAYS JAPANの元編集長 (ウイキより)


広河さんの写真展があり一度は出かけたのですが、芸術劇場休館日だった

別の日に出かけた。ついではダメ
ゆっくり見たかったからです。

今は写真はOKで、SNS等で拡散しても良い事になっている
少しだけご紹介します

バレスチナ、アフガニスタン、イラク,コンゴ、

チェルノブイリ、福島が被写体となつています



この女の子の目を見てください

タイコ売りの女の子は、タイコを買わないで車からお金を投げた広河さんを
この目で見返したのです。誇り高いのです


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説明板から

加害者は必ず被害を隠します。

爆弾を落とした責任者は、その爆弾で子供が殺された事を隠そうとします
原発事故を引き起こした責任者は、事故で出た放射能の影響による病気を隠そうとします
だからこそ私たちは
撮影した真実を守るために「隠したい人」「加害者」と対峙いなければなりません
なぜならそれは、人々が、本当には何が起こっているのかを「知る」という
私たちの権利を守る事と重なっているからです。


「知る権利」は

いのちとつながる、幸せに生きる事につながる
とても大切な私たちの権利です


写真展は無料ですから写真のDVDを買いました。

友だちの分もです。
まだゆっくり見ていません。

考えることが多く、息をするのを忘れてしまうような見方でした

広河さんは定期的に写真展をされていますから 機会がありましたら是非



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2018-03-07 闇の中 [本、映画、テレビ他]

皆様は渋谷の道玄坂近くにある円山町をご存じですか?

私は三善英史

円山・花町・母の町
https://www.youtube.com/watch?v=DrfqEy2Fuak
で知っていました。


そして次に円山町を知ったのが1997年に起きた東電OL殺人事件です。


昼は大企業のOLで夜は娼婦としていつも円山町に立ち

そして殺されたしまった。この時に感じたのは被害者の二面性についてでした。
何故なんだ!と


時は流れ その14年後に東日本大震災が起き

福島第一でメルトダウンしたわけです。
東電の企業体質については、とても疑問に感じました。


2年ほど前、佐野眞一さんのノンフィクション「東電OL殺人事件」を読みました


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佐野さんは精力的に取材されて

犯人とされたゴビンダの住んでいたネパールまで行きました
そして円山町の歴史から、東電の企業体質まで調べています。
未解決事件ですから、自分の調べた事をありのままに書いていますが
犯人とされたネパールのゴビンダについては
冤罪ではないかと書かれていたように思います。


そして2012年にゴビンダは再審で無罪を勝ち取りました。

15年間服役したそうです。


被害者の泰子さんは 東電のOLと言うより総合職でした。

特に注目するのは 脱原発の考えで原発の危険性について
研究していました。論文も書かれたようです。地熱発電も推奨していた。
殺害された頃は年収1千万円ほどあったそうです。
幹部社員ですね。ちなみにお父さまも東電でした。

その頃の上司は前会長の勝俣 恒久氏


佐野さんは、この頃同じ部署だった人たちは

彼女が何をしていたか知っていたはずだと言います。
365日、売春をしていたのですから
仕事中に眠ったりしていたそうです
新橋の本社から渋谷へ出て、109のトイレで着替えて丸山町に立ったのです
ホテル街があります。


深い闇の中の事件ですから私から何かを書くと言う事はしませんが

このような理由でその現場に立ちたいと思ったのです。

母の病院の関係で渋谷は乗換駅なのです
少し早目に出て、このあたりを歩きました。



道玄坂交番前を右に曲がり少し行ったところに
道玄坂地蔵(別名康子地蔵)があります
ここで毎日立っていたそうです・地蔵様はルージュを塗ってあります

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渋谷から地下に入った電車はここで一端外に出て
神泉の駅の地下にまた入ります
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事件当時とまったく変わらない現場
あの日から時が止まってしまったようです

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3月9日に殺されて10日後に発見されました。もうすぐ命日です


これは佐野さんと久米宏さんのラジオ番組ですが
お時間のある方は聴いてみてください
本とは違って、結構話していますね
https://www.youtube.com/watch?v=loD_RCeg-bI




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永 六輔さんと沖縄 [本、映画、テレビ他]

永 六輔さん、年代の古い方は皆ご存じでしょう
亡くなってから 九段下の寺島実郎さんのビルで
偲ぶ会があり、行きました。
松元ヒロさん、佐高 信さん、写真家の大石芳野さんがそれぞれに思い出を語りました。
 
私は、遠い記憶で 遠藤やすこさんのラジオ番組が思い出されます。

その永 六輔さんですが
沖縄と深い関係がある事を本で知りました。
図書館で偶然目に留まったのです。
3614582.png

なんと米軍統治下の頃から沖縄通いをして「沖縄病」にかかった一人だそうです。300回は優に超え、沖縄に良い人がいるのでは?と噂されたとか

この本は
RBC琉球放送で比嘉京子(ひがけいこ)さんとの語らいを一人語りとして
本にまとめたものですが
沖縄に対する永さんの愛情をひしと感じます。
 
おばあちゃんの沖縄
おじいさんの沖縄
おばさんの沖縄
観光する人の沖縄
ウチナーとヤマト
創る人の沖縄
 
沖縄へ移住する人が多いのですが、宮本亜門さんもその一人
家を建てました。その亜門さんが言います
永さんはすべてを包み隠さず、愛情を持っておおらかに意見を述べる人だったと
その語り口は沖縄にマッチしていて
来ると「おかえりなさーい」という挨拶があったようだ。
 
マルチの永さんは沖縄から日本が見えると言います
しかし日本から沖縄は見えないと
私も知らない事が多く、文化とか人とか
その関わりから今回知った事が多い

政治的な発言はそう多くはないが
沖縄海洋博や沖縄サミットについては苦言を呈している
ヤマトのメデイアは沖縄の現状を伝えていない
かえって海外の方がその現状を伝えていると
 
そして沖縄人にも言う
耐える沖縄から 怒る沖縄へ!と
振興予算と言っても本土の企業が儲けて、沖縄の企業に利益が無い
政府は沖縄に対して思い上がっていて、沖縄もなにかしてもらうとありがたがっているのはいけないと厳しい事も言っている。
 
この本は今から17年ほど前に上梓されたものだが
沖縄はいま、耐える沖縄から怒る沖縄になっていると思う
永さんが望んだ沖縄になっているのではないだろうか
 
琉球放送というラジオ番組で沖縄しか放送されないので
思うように話したらしいです。
永さんのラジオ番組、もう一度聴きたいなあ
 
そして中年御三家と言われた
永 六輔さん、小沢昭一さん、野坂昭如さん 今はみなあちらへ行ってしまった
武道館での三人のコンサートへ行ったのが懐かしい
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本日は二か所へ出かけるので予約投稿です。
 
 

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国の為に死ぬのはすばらしい? ダニーさんの平和論 [本、映画、テレビ他]

中野散策 シンポジウムを日曜日に書きました。
なんと昨日ご本人のダニー・ネフスタイさんからコメント頂きました。
私は名刺もお渡ししていませんし、びっくりしましたが
どなたかが見つけてお知らせして下さったのでしょう。
これはご縁ですね。


ダニーさんコメント
講演参加そして本の購入ありがとうございました!
私が戦争反対、原発反対の活動をやっているのは本を読めばわかると思います。
講演は全国どこでも企画があれば喜んでいきます。話します。
年末にFBにアップした投稿のリンクは以下です。
是非読んでください。ぜひ呼んでください。
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=1834910239917254&set=a.135681236506838.34636.100001948876737&type=3&theater


リンク先の写真から ご夫妻で作られたログハウスです

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フェイスブックから一部抜粋(リンク先クリック!)

夢の田舎暮らし、夢の工房、夢のログハウス、夢の家族・・・

 まるで夢の中に生きていましたが・・・
3.11から夢が変わりました。
2人で育てた美味しい野菜、2人で造った作品、2人で造った家、2人で作った家族・・・これだけでいいのか?とあの日から
悩み始めました。
すばらしい環境に住みながら、毎日楽しく・・・
 しかし
 あちこち苦しんでいる人がいます。
 武器産業・原発産業・様々な人権つぶし産業!
 殺したり。殺されたりの世界はもう沢山!
 黙ってはいられません。

               以下続く・・・・・



そしてまだ読み終っていないのですが

この本おすごく勧めします。


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大きく分けると

第Ⅰ部は 

       ダニーさんと家族の物語を中心にイスラエルの歴史や暮らしを語り、
       なぜ日本で家族を持ち、埼玉の田舎に根を下ろすことになったのか

第Ⅱ部は
       社会活動に目覚め、戦争と原発に反対する強い思いを綴ったものです。


私はこの本を読んで二つの祖国を持つダニーさんの視点にとても気が付いた事が多い
もし本にマーカーを入れるならたくさんの箇所があるのです。
誰もが先ずは家族の平穏、そして楽しい暮らし
しかし、3.11以降、それは私も絵に描いた餅だと思うようになりました。
日本人である私はやはりどこか長く育ってきた日本の良いところ悪いところ
両方を併せ持っていると思います。
それを気が付かせてくれたのがこの本です。
ダニーさんも祖国を離れたからこそ、その矛盾に気が付いたようです


まだ読了していませんが、絶対にお勧めですよ

アマゾンで購入できます。


今日はご紹介記事です。ぜひ読んでほしいですね


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中野散策、シンポジューム [本、映画、テレビ他]

1月3日に国会前で幾つかの案内チラシをいただきました。
その中で1月7日

日本はすでに

戦争が出来る国 になっている

この事実について真剣に考えてみませんか?


というシンポジウムがありそれに参加してきました。


その前に少し時間があったのでブロードウェイをさまよってみました
前に住んでいたところから中野は近かったので比較的行っているのです。

中野サンプラザはもうすぐ再開発で壊されるようだ



ワンダーランドですね。多種多様の店があります。2階から
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もうすぐ再開発で壊されると言う中野サンプラザ

すぐにわかる建物ですね
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ガード下から南口方面にビックイシューの販売員が・・・
中野は自分一人だと言います。お出かけの時は買ってあげて欲しいですね
(ホームレス支援の雑誌です。価格の半分が彼らの取り分になります)


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さて本題のシンポジウムですが


小西 誠 

  元航空自衛隊員反戦自衛官として自衛隊内で運動を続けた。
  著書多数


ダニーネフスタイ 

  イスラエル生まれ、18歳で徴兵され軍に入隊。退役後アジアの旅に出て来日
  現在は秩父の皆野町に住む。家具職人であり講演活動もしている

荒井 潤

  作家、9条ユネスコ記憶遺産登録運動共同代表


Pierre Boutier

 8年前から日本を起点に活動しているフランスのフォトジャーナリスト
 日本の社会活動と福島の問題に関心を寄せている



すべてを語る事は時間の関係で出来ないが

ダニーネフスタイさんの話がとても分かりやすく共感した。
イスラエルの小学校には戦車や戦闘機が置かれ、子供のころから「国の為に死ぬのは素晴らしい」
そのような教育を受けていた。
迷わず軍隊に入り。戦闘機乗りを目指したがレーダー部隊に移動となった
仲間は多くのパレスチナ人を空爆で殺している。
しかし、彼等は皆良い人たちだ。
その良い人たちが人を殺すことを何とも思わない。
これが戦争だ!と言い切る

3分過ぎからダニーさんです。


秩父でダニーさん主催の平和行進に参加しているので、是非お話を聞きたかったが

外国人であるダニーさんの話が一番しっくりする
それは、イスラエルと言う国に生れて日本の戦前の様な教育を受け
その後自由な日本に住み、見えるものが私たちとは違うのだろう
著書を購入した。国の為に死ぬのは素晴らしい?


これはゆっくり読みたい。
平和行進の時にご一緒した奥様もいらしていた。


講演はとても為になると思います。

機会があればぜひ聞いて欲しいです。



販売コーナー。 原発止めよう秩父人というカレンダーと

ダニーさんのご本を購入した
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秩父在住のダニーネフスタイさんと私が買った本

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年末・年始の本 [本、映画、テレビ他]

いま、私の手元に6冊の本がある、一度に借りたわけではない
とりあえず年初までは返さなくても良い本だ


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ここで書評を書こうとは思わない

急いで読んだ本について大まかに書きたい

テレビも新聞も報じないが(毎日、東京は本日記事にしたようです)
TBSの元ワシントン支局長
山口敬之(のりゆき)の書いた「総理」と言う本についてだ。
ブログでは紹介しているが図書館には待ち人が無くすぐ読めるので
予約した。




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何度か書いているが伊藤詩織さんをレイプして、逮捕直前だったのが
官邸の指図かどうか定かではないが、罪を免れた人物だ。

アベ総理は、山口について知っている程度の事を言ったらしい
しかし、書かれたものを読んだらとんでも無い!
山口自身が書いているように
批判はあると思うが、ジャーナリストとは懐に飛び込んでいくものだと言っている。
懐に飛び込むのは良い。しかしそこに批判精神は持たず
権力への絶対的な忠誠心のみである。

ヨイショ本と今まで書いたが、あからさまにヨイショして書いているわけでもない
過去にあった事を、ノンフィクションの様な筋立てに書いているが
そこに書かれた政治家のセリフは、何年も前なのにリアルである。作為的な感じもする。
案の定、読者レビューでは アベさんかっこいい
アソウさん、すごいと言う事になっている。
このレビューも本当の読者かどうかわからないが・・・・


一介のジャーナリストが何度も二人だけの会食やホテルへ出向いている

ダイレクトで携帯に電話もできる。あり得ない。
詩織さんの事件さえなかったら、これはアベ政権には追い風の本になったかもしれない
ましてや、アソウさんとアベさんとの仲立ちまでしている。
菅さんとも懇意にしているし、
故中川昭一さんの葬儀では奥様から大事なことまで頼まれている
要は、自民党お抱えジャーナリストなのだ
だからこそ、逮捕直前まで行ったのに、免れたのだろう

http://news.livedoor.com/article/detail/13187244/

NHKの岩田明子氏と、産経新聞の石橋文登、阿比留瑠比のご両人もさることながら、昨今では山口氏への総理の寵愛が目立ち


とにかく、政権中枢にはすごく近い人物だ。

アソウさんも山口を利用して、アベさんへの提言をしているのだ。

ジャーナリストとしての矜持なんて持ち合わせていない
監視ではなく癒着です。
どこかに権力者に取り入る何かを持っているのだろう
波採り記者 とも言われているゆえんだ
https://note.mu/en_hoshi/n/n7b1bbd905543


[位置情報]まだ途中だが・・・・・

おなじ総理でも鳩山友紀夫さんと2人の評論家の対談本
「誰がこの国を動かしているのか」
鳩山さんの性格がとても良く出ている
対談の中で、自分が何も知らないで迷惑かけた
悪かった。と反省の弁がすごく多い。
沖縄にも多く謝罪している。


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おなじ総理大臣の孫でありながら、この違いは何だろう?

私がこの国の総理大臣といい、立法府の長といい
自衛隊の最高指揮官と言い
おれが、おれがの人との違いはアベ総理の劣等感ではないのだろうか?
鳩山さんには自分の悪かったところは謝罪する誠実さがある。



[位置情報] 拉致被害者を見殺しにした安倍晋三と冷血な面々 
蓮池透さん

家族会とも今は疎遠になっている。疎遠どころか疎まれている

蓮池さん自身がこの何年間で大きく考え方が変わったのだろう
家族会、救う会との軋轢が多いが
最後の青木理さんとの対談が秀逸
青木さん、ものの見方がとても正確だなあといつも感心する
蓮池さんも、変わってきたのだ。

救う会はポスター見ればわかるが、もっとも右寄りの人たちなのだ。

ノウハウのわからない家族会にしてみれば渡りに船の救う会だが

利用されているのかもしれない・・・・


夜に読み始めて途中で寝てしまうのでお返事が翌日になるのです<(_ _)>




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ノーベル平和賞受賞記念講演会 [本、映画、テレビ他]

26日土曜日は 埼玉県東松山ある丸木美術館へ行きました


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IKANとしてノーベル平和賞を受けた川崎哲さんの講演会の為です

川崎さんはIKANの国際運営委員、またNGOのピースボードの共同体表でもあります。


皆様は覚えていらっしゃいますか?

今年7月に国連総会で採択された核兵器禁止条約については、
米国など核保有国と「核の傘」の下にある日本や
北大西洋条約機構(NATO)諸国などが反対しました。

日本のデスクには大きな折鶴がありました。
率先して核廃絶に動かなくてならない日本が棄権したのです。
とても恥ずかしく思いました。
アメリカに配慮しての事でしょう


そして今年のノーベル賞には

国際団体
IKANがノーベル平和賞に輝きました。
http://peaceboat.org/21213.html


ICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)は、

核兵器を禁止し廃絶するためICAN(核に活動する世界のNGO(非政府組織)の連合体です。
スイスのジュネーブに国際事務局があり、2017年10月現在、101カ国から468団体が参加しています。


この報に日本政府は冷たい。祝辞も送りません

また演説した被爆者のサーロー節子さんのメッセージは心打つものでしたが
それはNHKでは放送しません。
いったいこの国はどこへ向かおうとしているか


川崎さんは2008年から被爆者と共に世界を回り

証言を聞く航海をしているようです。
本来なら、国を挙げて祝福しなくてはならないのに
完全に無視です


丸木夫妻の南京虐殺の絵の前で講演会は行われました。


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国連での経過とそしてノーベル平和賞受賞の模様を

パワーポイントで解説してくれました。
その後質疑応答などありました。
わたくし、渋滞に巻き込まれてやっと着いて、温かいので半分くらい寝てしまいました。猫に小判です。


最後に花束贈呈ですが、ほとんど何も見ないでお話しされ、頭の良い方です。
ブックレット購入しましたが、とてもわかりやすいです。アマゾンで購入できます


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帰りは急ぐので関越走りましたが、夕暮れ時
パッチリ目は冴えました。

このプックレトから、またいつか何かを書きたいです。


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ウーマンラッシュアワー 怒涛の政治風刺漫才
明日の記事にしようと思ったけれど
今、消されています。これはまだOK! 5分28秒






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雨が降らないうちに・・・・ [本、映画、テレビ他]

しばらくご無沙汰している友人の編み物展へ出かけた。
一応NPO法人で、世界の子供たちに余り毛糸で編んだセーターを送っている。
私も会員だが、名前だけ
そして会費もここ2年ほど払っていなかったから
今日はそれを支払うべく、またカンパもしなくてはと出かけた。


最近はお誘いも少ないが、個展とか〇〇展へお付き合いで行く事も多かった。
そういう私は、生まれてこの方自分の個展はもちろん無いし、
PTA他の作品展にも出品もしたことない。

絵が描ける、書が書ける、手芸が出来る、写真がうまい、

特異な才能がある方がうらやましい。
しかし、口では言ってもそううらやましいとも思っていないかもしれない
いつもいう多様性ではないが
出来ないものを努力するのはもう時間が無いし、出来ても下手に決まっている。


皆様は、個展とかした事がありますか?


雨が降らないうちにと出かけたが結局一日中降りそうで降らなかった。
何だか暗い、寒い一日だった。


この方、友達の奥さんだけれど

5月に癌がわかり6月に手術して11月に毎年の個展
元気が良いなあ
共に、病気がわかってもショックを受けなかったことを確認し合った。



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ハート柄は世界の子供や日本の子供たちに送っているものです

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ちひろ美術館・東京 [本、映画、テレビ他]

孫娘Rの誕生日が過ぎてしまった。
でも本人のババからのプレゼントがまだ決まっていない。迷っているのだ。

私はそれとは別にちひろのカレンダーやグッズをあげたい。
性格はともかくちひろの描く子供に似ているような気がするからだ。
ババ馬鹿ですね。


いわさきちひろ 
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昨年秋に、石神井公園の帰りに寄ったが長期休館していて立ち寄れなかった。
だから今日は散歩を兼ねて出かけた
2018年、ちひろは生誕100年を迎えるらしい
そして特別展は
日本の絵本100年の歩み。
11月8日~20181月31迄


今日に至る100年の絵本の歩みはとても充実している内容だった。

絵本も一部自由に読めるようになっている。
知っている作家も知らない作家もあるが、時間が足りない。
もう少し早く家を出れば良かったと思った。


ちひろさんの画は馴染みの絵が多いが、それでも初めて見るものも多かった。

55歳でガンで亡くなられたとは早いなあ・・・
お墓には何度か行っている。
比較的恵まれた家に育ったようだが、20歳で養子を迎え、22歳でその夫を自死で亡くしている。
苦労された事も知った。
戦後、母親の実家の長野へ行き、松本善明さんと結婚する。
だから安曇野にもちひろ美術館がある。ここも寄った事がある。


晩年の絵本を見た。それはベトナム戦争を描いた絵本で

私の知るかわいい子供たちは描かれていない。
単色の色合いで、若き日に戦争を体験しているから、ベトナムの子の悲しみがわかるのだろう。
悲しいような絵本だった。

図書室もある、そこにはたくさんの絵本が置かれている。
今日は読めなかったが、またいつか行こう

来年のカレンダーとポストカードの20枚つづりを孫用に購入した。



ちひろ美術館(ネットから)
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日本の絵本100年の歩み 部分的スキャン
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お庭の再現
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ちひろの書斎の再現
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特別展では5.6冊読みました。もっと時間があれば・・・

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図書室でも読みました。ソファーがあるので楽でした

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お土産コーナーは欲しいものばかり

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帰りは新青梅街道を5駅ほど歩きましたが、風が強くて楽しい散歩とは言えなかったが
足取りもだいぶ以前に近づいたと思う。

子供が小さい時に行ったのが最後だから記憶の美術館とはまるで違っていた
その気になればまた行ける。絵本をたくさん読めるのが良いですね



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非戦を貫く三〇〇人詩集 [本、映画、テレビ他]

アベ総理は、北朝鮮の国難に対して信を問うみたいな事を言い、
解散総選挙に600億円もつぎ込んだ。
その国難のもう一方の張本人のトランプが来るけれど、
なんてことない。ゴルフ外交だって! 松山英樹選手も呼んで・・・
この間は香取進吾ちゃん絵画展にも行った。
目ざといね。どこかでスポーツ選手や芸能人を利用する


本当の国難は、災害列島日本、福島、そして基地がいっぱいの沖縄だ。

先日、食事会の時、年上の友達から本をいただいた。
あれ? 彼女の自費出版の本ではないなあと開いたら
栞がはさんである。



宮沢賢治、北村透谷、与謝野晶子、萩原朔太郎、中野重治、金子光晴
そうそうたる詩人の反戦詩が冒頭にある


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この300人の中に友達の詩があった。
だから これを今日は紹介しようと思う



あなたに 聴かせたい


 その一
目には目を
齢ごとに弱っていく目なのに
そんなに急いで目をつぶされたいのですか
この世は闇になりますよ


歯には歯を
やがて入れ歯になるあなた
そんなに急いで歯を無くしたいのですか
食べられなくなったら待っているのは死ですよ


聞かせて下さい
なぜ隣国に泥靴で侵入する必要があるのですか
隣人を巻き添えにする
あなたにそんな権利があるのですか
困っときはお互い様 助け合うのが人間でしょう
強国の言いなりに右向け右でいいのですか
自爆行為だとは思いませんか
国民はみんなで憲法を愛し平和を願いまっすぐ前を向いて歩いていますよ


政治に自己満足はなりませぬ
戦争への準備は誰の為
右のホッペを殴られたなら 左のホッペを差し出しましょうとは申しません
ガンジーさんやキング牧師の声を聴いてください
戦争は人間を獣にします
憎しみは連鎖し破滅への道
人間は人間らしく生き 死んで往かなければなりません
そんなに殺し合いが面白いのですか
悪魔の歴史は繰り返さないと誓い合ったこの国ですよ
大臣に言いたい 民の声を聴く事が民主主義の基本ではないでしょうか



 その二
他国を干渉する前に 自国の現状福島を見てください
放射能にDNAを犯された大自然の悲劇が始まっています
何も知らずに咲いた奇形の楕円ひまわりを観ましたか
この世のものとは思えない奇怪な花々をみてください
菊は菊の花になれず タンポポはタンタンポポポポになってしまいました
菜の花も ダリアの花もバラの花さえもお化けのように咲き訴えています
哀し過ぎて泣く事も出来ない花の声を聞いてください
茄子はグローブのように トマトはぶどうのようになり
サツマイモは巨大に育ち カブはカブになれずそれでも生きています
シジミチョウは羽根が小さくて飛べず 目もありません
腹部が2つのアブラムシ 告発も復讐もできない奇形ゼミ
たくさんの昆虫の嘆きの声が聞こえますか
鳥は空を飛べなくなり いなくなりました
二本指の猫がうまれ 脚の先がない犬の気持ちがわかりますか
耳のないうさぎはどうすればいいのでしょうか
一体に頭部が二つの下半身のない驚愕の亀さん
スリーマイル島の頭が二つの牛の目を見るがいい
月に向かって吠えてみたとて太陽に祈りを捧げたとて
やるせないこの惨事
神の領域にいたずらを仕掛けるのは誰
甲状腺だけじゃない
闇に葬られた奇形児の声なき声を聞くがいい
目以外の穴という穴がふさがったまま誕生したベラルーシの赤ちゃん
問題は隠しても消えません 事実は証言します
自然淘汰の一言では許されない
警告を無視すれば必ずこの身に降りかかってくることをご存じでしょう
放射能は恐怖の大魔王です
ハルマゲドンの世界がみたいのですか
今こそ原発問題の大きさに気付かねば取り返しのつかない事になりますよ
足元の問題を見ることなく死の商人にならないでください


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機会がありましたら 坂本龍一さんの 「報復しないのが真の勇気」をいつかご紹介します



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日航123便 墜落の新事実 [本、映画、テレビ他]

昨日は図書館で借りた、石原慎太郎の田中角栄をえがいた「天才」という本を読んだ。
角さんの書かれたものはとても面白いが、多くの人の書いた物から
それをなぞっただけの本、ただ一言だけ言えば
やはり、田中角栄はアメリカの尾っを踏んで失脚した事は
あの石原慎太郎も書いている。それだけだった


午前中に娘が色々と料理他持ってきてくれた。
話しも弾んだが、子供たちも居るから早めに戻った

そして読み始めた

8月12日にも書いていますね。読み流してくださいと、御巣鷹の事を・・・
http://majyo1948.blog.so-net.ne.jp/archive/20170812

日航123便、墜落の新事実 目撃証言から真相に迫る  一気に読んだ!


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もちろん斜め読みです。とにかく読み終えたかった。

私の知っている事実もあったが、知らない事も多く、
やはり!という感想です。
詳しくは書きませんが、絶対にお勧めです
いつか必ず読んでください。


なぜならいま、自衛隊、そして国を考える時に

決まって言うのは「国民の生命と財産を守る」という言葉
それがむなしく感じられます。
あり得ない事が書かれています。
信じられない事が書かれていますが

先の戦争では国は国民を見捨てたし、組織は生き延びるために隠蔽をしました。
だから、為政者の言葉をそのまま信じてはいけないのです。


著者は元日航客室乗務員です。

先輩の、同僚の、後輩への強い思いが、執念が、これを書かせたのでしょう
長きにわたって綿密に人に会い、証言を得ているのです
時折涙が滲みます。


ここに書かれている事は、推理ではありません。
あの日、どのように人が動いたのか、
詳しい調査をして、証言を得ています。
証言の積み重ねですね。そこから見えてくるものがあります。

特に上野村の小学生と中学生が書いた作文の中から
真実は見つかるでしょう。あの日の事について書かせたのです。
子供は嘘をつかないです。あの場合に・・・・
私の結論は書きません。

何度も読み返す本でしょう。


森永卓郎さん、植草一秀さんの強い推薦書でしたので
すぐにアマゾンに申し込みました。
秀逸のノンフィクションです。





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流転 福島&チェルノブイリ [本、映画、テレビ他]


今日は写真展、それから母のところへと思っていたが
ちょっと気になり、医者から写真展、帰りは医者でまた検査でした。
はい、何事もなくホッとしてます。少し様子見です。


その写真展ですが

流転・福島&チェルノブイリ 中筋純さんの写真展ですが
練馬区美術館でありました。今日から9日までです。
やはり、目で見て心で感じて、圧倒的不条理の前に立つと
原発など二度と稼働してはならないと強く思いました。

つい最近も高浜原発が再稼働し、国内では4基目?

北のミサイルを言うならば一基たりとも動かさないはずですが
この国の原発は最終的には平和利用ではなく
核兵器を作るためと、あの小出さんはしっかり言います。

諸々のことを考えながらチェルノブイリ、また福島の写真の前に立ちました。
あの日から止まってしまった町はどちらも同じです。
放射能の中でも植物は育っています。
しかし人はいません。
見た目には変わらない自然、しかしそこにある建物は廃墟です。
あの日のまま時が止まってしまった廃墟でした


ふるさとは小分けにされて真っ黒な

袋の中で燃やされるのを待つ 歌人が書かれていました


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ブースにはたくさんの書籍、ずっと読んでいたい!

カメラマンの中筋さんが、一緒に行った山本太郎さんだけのアルバムを
見せてくださいました。
本当にギリギリ近くまで行ったのですね。そして地元の方と親しく交流しています。


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最後に大地に立つおばあさんの写真の前で記念撮影 左は中筋さん


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私は写真集を購入しました。

ネットでも買えます。


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写真は文字は無くても言葉より伝わるものがありますね

最後に区として美術館を持っている練馬区に驚きました。
他もあるのかなあ?
今回は企画展ですから無料でした。ありがたい事です。


原発なくても生きていけますが、原発が事故を起こすと人は生きていけません


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昭和からの遺言・倉本 聡 [本、映画、テレビ他]


今日、テロ等準備罪いわゆる共謀罪が強行採決された
これが法事国家なんでしょうか

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倉本 聡さんの「昭和からの遺言」を読み終えた。
午後2時間読んで、とても重いものを感じた
何だろう? この感覚は・・・・・自分が忘れている事をたくさん思い出させてくれた


倉本 聡さんと言えばどなたもご存じだろう
北の国から、前略おふくろ様、駅、冬の華等たくさんの作品がある
私はエッセイなども読んでいると思うが

彼は今82才、80歳の時にこの本を書いた


欲しがりません より(原発関係から)
人間以外の野生の獣たちが代替えエネルギーに頼るとは聞かない
代りに彼等は我慢し、耐えている
飢えに耐え、暑さ寒さに耐えている
そうして彼等は一生生きて終わる


闇の情景 より
それまでのうっぷんを晴らすがごとく
成り上がり者がよくやるように
これでもかこれでもかと絢爛を求め
この国が古代から培ってきた
わび・さび・雅び・奥ゆかしさ
蓄積してきた一切の文化を放棄して
敢然と眩しく
ひたすら眩しく
端も外聞もなく光で染め上げた
それが最高と単純に考えて(中略)
闇の持つ神聖さ、浄闇を忘れて

あれから40年の歳月が流れた
もう父も死に
母も失い
仕事も失ってボロボロになった男が
かつての平穏がたまらなく欲しくて
40年ぶりに原野へ帰った
原野の闇の不安と恐怖と
心細い孤独が欲しくて
震えながら闇の中に入った


戦いのルール より (途中から)
兵士の内なる罪悪感を
減少させる術を必死で考える
出た結論が二つの事だ
一つは相手の死の形相を
出来るだけ見なくて済むようにすること
即ち遠くから敵を殺す事
もう一つは早く決着つける事
即ち一度に瞬時で多数を殺す事
その結果として飛び道具が生れる
鉄砲が生れ
機関銃が生れ
大砲が生れ
爆弾が作られる
地雷がうまれ
ナパームが生れ
原爆が生れ
ミサイルが生れ
無人爆撃機迄考えられる
攻撃する側の心の負担が
こうして多少軽くなっても
殺される側の苦しみは同じ (後略)


卑怯について より

卑怯と言われたくなくて特高志願した倉本は父に言う。志願しなかった友達もいた。

家に帰ってその日の出来事を
俺、出たんだよと父に自慢したら
父はしばらく黙っていたが
本当の卑怯者はどっちかな と笑った
俺は    黙って 答えられなかった
答えられなかったけど
心が苦しかった

戦後この国は戦いから隔離され
卑怯だ、ずるいと批判を浴びながら
平和憲法を必死に死守した
確かにある意味では 卑怯かもしれない
潔いとは云えないかもしれない
しかしそのことが70年の平和を
この国にもたらしてくれたのだったら
卑怯な国という世の悪名を
敢えて受けるのも良いかもしれない

ただし 国家はそれで良い
しかし国民は 個人々々は
決して卑怯であってはならない
さもないと70年間戦争を避けてきた
卑怯の哲学が成立しなくなる


雷オヤジの哀歌 より
ふと頭の隅で考えている
秩序の番人にも定年はないのか
雷オヤジに定年は無いのか
そんなものは無いのだ!
断固勇ましく否定する
昔 男たちは死ぬまでずっと
雷おやじを貫いて生きたのだ


一片の瓦礫 より

若者よ
君らは考えた事があるかい?
いかにコンピューターやITが進んでも
それらは喰い物を作れない
いかに金融で金を儲けても
金は喰い物を作れない
ただ 買うことが出来るだけ
もしも喰い物があれば の話だが

喰い物を作れるのは 太陽と水と土
そして人間の懸命の労働
それをなしえたのは農村だけだから
あの頃農家が一番偉かった
中略
今また彼等は頭脳に敗れ
頭の良い商人・経済に敗れて
主導権を奪われ凋落したけどね


この本はNPO法人 富良野自然塾の機関紙の
「昭和からの遺言」をまとめたものです

もう昭和のあの頃に戻りません。
山の中に入り自活すれば別ですが、もう戻る事は無い
しかし、忘れてはいけない事がある。人はたった一人では生きていけない
何一つとっても自分で生きて行く事は出来ない
記憶の昭和を私は忘れない
薪でお風呂を沸かした事、氷の冷蔵庫を使った事
たらいで洗濯した事、
水は大切、お米を研いだ水でぞうきん掛けして、外へ打ち水した
お米一粒はね阿弥陀様7人だと言われ
釜のご飯粒を一粒残さず食べた。おこげのおにぎりも美味しかった

そんな忘れていたころの事を思い出せさてくれ
平成と言う時代の中で、戒められたような気がした

図書館に在りましたら 是非読んでください


卑怯の文化をこの国の政治家は恥じずに決行しました。



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標的の島 風(かじ)かたか [本、映画、テレビ他]

今日は、前から観たかった映画 標的の島 風(かじ)かたかを観てきました。


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東中野にあるポレポレ東中野です
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沖縄を描いた三上智恵監督の作品です。ドキュメンタリーです。

今、辺野古、高江、宮古、石垣は この国の矛盾の最前線にあります。

三上監督は無抵抗の抗議の場、それだけではなく祭り、大きな力の前に立ちはだかる人々のエネルギーも余すことなく伝えています。


家に戻ってきて、今日が米軍族に若き女性が殺された日である事を知り
とても驚きました。何かを感じました。

映画は、その女性を追悼する会場から始まりました。
沖縄の歌手が童神(ワラビガミ)を歌い、慈しみ育てた子の 風よけにならなかった事を伝えます

稲嶺市長は 「我々はまた命を救う風かたかになれなかった」と涙します。風かたかとは 風よけや防波堤の事です。

童神は私も吹く曲で、今思うと沖縄のこんな心を知らずに吹いていました。慈しみ育てよと母は歌うのです


辺野古の新基地では1000人もの機動隊が村人の前に立ちはだかり

力づくで排除します。これは時々ニユースでも流れましたが
容赦なく殴ったり引きずったりします、おじいやおばあを人として見ていません
そんな中で機動隊の若者の葛藤も少し見えました。辛かったでしょう。
国家とはひどい事を命じるものだと


中国の脅威を言いますが、北朝鮮問題もある中で首相外遊、GWには11人もの議員が

視察と言う名の外遊へ行きます。煽るだけ煽って、・・・・おかしいとは思いませんか?


辺野古、高江と共にこれから宮古島、石垣島、与那国島に自衛隊の基地が出来ます

その賛否の中、中国がせめて来たらどうするんだ!という賛成派
基地があるから標的になるという反対派、同じ島民を引き裂くこの国の政策にとても心が痛みました。
国は沖縄は本土の風かたか(防波堤)と思っているのでしょうか

国は沖縄を守りません。それは過去の歴史を見てもわかるでしょう。
一名でも多く兵士が助かるようにするのが軍隊です。

そしてアメリカは日本を守るでしょうか?

アメリカの風かたか(防波堤)は日本なのです。
北朝鮮に関しても言えますね。基地のある日本はアメリカ本土を守る防波堤なのです。


多くの方が支援の為に辺野古へ集まりました。

その時に七尾旅人さんは歌います



兵士Aくんの歌


1人目の彼はどんな人だろう 1人目の戦死者Aくん
1人目の彼はどんな人だろう 何十年目の戦死者Aくん

彼は僕の友達 あれは僕の弟 彼はわたしの彼 あれはわたしの子

1人目の君はどんな人かな 野球好き? それとも ラジオが好き
1人目の彼はどんな人だろう 1人目の戦死者Aくん

彼は僕の友達 あれは僕の弟 彼はわたしの彼 あれはわたしの子

 僕たちは ある朝ニュースで君のことを知る
 しばらくのあいだ 君の名前は隠される
最初の数ヶ月 君の名は英雄の呼び名となり
 そしてやがて 君の名前は 当たり前のものになる
Aくん Bくん Cくん Dくん

 わたしは失うのか  あなたを失うのか
 この国は失うのか  ここで失うのか
 わたしたちは失うのか  誰を失うのか
 この国は失うのか  ここで

1人目の君は何を見るだろう 1人目の戦死者Aくん

1人目の君はどこにいるだろう この国の どこかで まだ 君が生きている

 

標的の島、風かたか どうぞ予告編をこの連休中に是非ご覧ください
http://hyotekinoshima.com/trailer/


辺野古の海には大きなブロックが投下されました。
サンゴの、魚の、ジュゴンの悲鳴が聞こえるようです。


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原爆の図 丸木美術館50周年 [本、映画、テレビ他]

今日はお決まりの比企郡小川町へ行きました。
頭が爆発していますから(梳いた髪が増えた)

帰りに5月5日に50周年を迎える丸木美術館によりました


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いつものように都幾川は良いなあ 美術館から見たときがわ


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今、原爆の図は損傷、虫食いの危機があるため新館建設が予定されていて
基金を募っています。確かに空調などは他の美術館に比べると
劣ります。夏はうちわと扇風機です。

常設展示は広島に限らず、焼津、南京、アウシュビッツ等、人間の愚かさを現わしている絵が多いです。今日は来館者が書いたノートを見ましたが、

来て良かった。また来たいと書かれたものが多かったです


特別展は本橋成一さんの ふたりの画家です。二人とは 位里さん、俊さんです

すべての写真が日常をそのまま切り取っていたように思います

丸木夫妻は沖縄にも滞在し、島の方たちと膝突き合わせて話を聞き

描いた沖縄シリーズもあるようです


写真の下に書いてある文です


二人で描いた絵は、不思議と私の想像を超え、
おもしろく、深みのあるものになっていくのでした (俊)


残しておかにゃいけんから描くんじゃ
誰が描いてもええんじゃが、誰も描かんから、描いとる (位里)


八月六日も近づいてきた。私にとって忘れる事の出来ない日だ。

また皆さんに来てもらって、お弔いの会をいたしましょう (位里)


美しければ美しいほど、やさしければやさしいほど

沖縄の惨劇は胸をえぐる  (俊)


俊は根っからの油絵の絵描き、で、わしゃあ、根っからの墨絵の絵描き
まあ、いつもいうとるんおじゃが、水と油ちゅうこと フフフ  (位里)


ここから見る都幾川が好きです。ふたり展の写真の中には

灯篭流しもありました。ジャブジャブ入れる川です
いつか、子供や孫たちが来てくれるといいなあ

お墓の代りに、ここに記念の名前を残すことにしました。
どうなるかはわかりませんが、一定金額以上は新しい建物に名前が刻まれるそうです


5月5日には小室等さんも来てコンサートとか


常設展示です。絵は撮ってはいけないのですが、雰囲気はOKとの事です


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この絵を描いた丸木位里さんと俊さんの 日常を切り取った ふたりの画家展


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帰りに立ち寄った都幾川の物産館の近くに個人のお宅の芝桜がありました
100円整備費入れて 見学。とても良かったです。


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寒くて雨の土曜日はテレビで [本、映画、テレビ他]

このところ桜の蕾が縮こまるのではないか? 寒い日が続く

私も縮こまろう

昨日午後からはBSプレミアムの 
冒険家、関野吉春さんの
「南米ギアナ高地 謎のやま 未知の民
」を見た
ちゃんと番組表見れば良い番組がある事知った
http://www.sekino.info/

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とにかくスケールが違う
何もない中、現地人の力を借りて未踏の山へ登るのだが
雨が多くドロドロになりながら岩壁を登って4日目か?
頂上と思しき所に立つ。何しろ高地だが広いから頂上がわからない
登山家とも違う冒険家の関野さんは
なんと1949年生まれだが早生まれで私と同学年です

探検家であり、人類学者、外科医であり 武蔵野美大の教授でもあります
文武両道です
2000年に 植村直己冒険賞を受賞しています

植村直己さんは ほとんどの著書を読みました
とても好きな方です

関野さんも人間的にとても素晴らしい方だなあと
思いました
後半はある裸族の村に入り
治療しながら、彼等と共に生活し、捕った獲物などを皆で食べます
外部から来た人間が、信頼されるまでには
その方の持つ人間性とそして文明を排し彼等と同じよう生活する事ですね
芸能人などが行き、気持ちわりぃと言うような事では
信頼は勝ち取れないでしょう
久しぶりに楽しみました

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夕方 高尾山の30分番組観ましたが
宿坊に泊まりたいと思ったら 調べて結構高いので驚きました
昨年行きそびれていた太陽寺へ 今年こそ行こう

夜は、世界選手権フィギァー男子フリーを観ましたが
羽生君、ショートは5位でした。これは見損ないました
しかし、番組中トップに滑った彼は 歴代最高得点を叩き出し
とにかく素晴らしかった
宇野くんはショート2位でしたが、フリーでも少しミスはありましたが
19歳として輝いていましたね。結果2位
日本はワン・ツーの表彰台に上りました

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あの緊張の中自分の力を出し切る事の難しさ
見ている方が苦しくなります
1.2.3位とも若い世代、そして4回転ジャンプがコンビネーションと
数の勝負にもなった事、驚きです。

ブログを夜に上げる関係で、なかなかニユース以外は見られませんが
今度は録画して見ようと思いました


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母 小林多喜二の母の物語 を観て [本、映画、テレビ他]

現代の治安維持法とも言われている共謀罪が
3月10日に閣議決定されると言う

森友学園騒動もまだ渦中で、そして次なる学園疑惑
今治の36億円の市有地がアベさんのお友達の学校に無償譲渡されると言う
こんなどさくさに紛れて、あの忌まわしい治安維持法の再現となるのか!

以前にご紹介した映画を観てきた。
新宿のミニシアター Ksシネマです。朝の10時の回です。
今は この回しかありません。
100名ほどの座席はいっぱいでした。もしかしたら入れない方も
いたかもしれません。とてもこじんまりしたけれど洒落た映画館です
お近くの方は是非お出かけ下さい

ロビーです

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母 小林多喜二の母の物語
公式サイト
http://www.gendaipro.com/haha/

こちらへお出で下さる方は色々な年齢の方がいます。
私も小林多喜二の「蟹工船」は読んでいませんが
この映画は 三浦綾子さんの作品で主に多喜二の母の物語です

詳しくは公式サイトをご覧ください。粗筋書けない人です。

母は明治の人、秋田で生れ、嫁ぎ、そして北海道の小樽へ渡ります
そこで子供たちを育て、多喜二は銀行へ勤めますが
小説を書き始めます
プロレタリア文学と言われるように、労働者のキツイ様を書き記すのですが
それが官憲の目に留まります

東京へ出て、隠れて暮らしていましたが、ある日捕まってしまい
拷問を受けます
彼が本で書き記したような拷問を受け、そして亡くなりました。
警察は心臓が弱かったという理由ですが
母は言います。多喜二は心臓なんて弱くなかったと

豪華キャストです。それが上映館は少ない
何ででしょう
観ていてずっと思っていました。
現在の日本に似ていると・・・・決して過去の事では無いと

こんなことが昔あったのだと感じるより
これから先がこうなるかもしれない
その恐れのようなものを感じました

母は字を書けませんでしたが、習って書いた詩を
読み上げます

ああ、またこの二月の月が来た

本当にこの二月という月が

嫌な月、声をいっぱいに

泣きたい どこへ行っても泣かれない

ああ でもラジオで

少し助かる

ああ 涙が出る

眼鏡がくもる

多喜二は二月二十日に亡くなっています。
私には 一つ気になる句があった

多喜二忌に 麻布二の橋、三の橋

あそこで暮らしていたことがあるのだ・・・・・と

あの時代、戦争反対といい、働く人の人権を言えば
罪になったのです。
現代の蟹工船はもう見たくありません

寺島しのぶさん 好きな女優です。
難を言えば、きれいすぎたかな?


この後、私の母の所へ行きました。10日ぶりくらいです。
親に先立ち死なないようにしなくては

帰りに マイ離宮へ立ち寄りました

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スノーデン [本、映画、テレビ他]

スノーデン事件を覚えていますか

米中央情報局(CIA)やNSAで情報収集活動をしていた、元局員のエドワード・スノーデンが
英紙「ガーディアン」紙上で、米国家安全保障局(NSA)による全世界的盗聴システムの実態を暴きました。

これについては
電話を盗聴されていたドイツのメルケル首相は激怒し、フランスのオランド大統領もNSAに対して強く抗議したのに、日本の菅官房長官

「事実であれば、遺憾であると外交ルートを通じて米側に伝える」と述べるにとどまった。
政府内には、「現時点では事実かどうか確認できておらず、怪文書と同じレベルだ」「敵対国でも、友好国でも、情報を収集しようとするのは常識であり、不思議なことではない」など、米国を擁護する声さえあったという。

これについては日本のマスコミは政府のいう事を垂れ流すだけで
問題にしませんでした

この事件で菅さんが言った事 しっかり覚えています。
情けないと思いました。

日本のジャーナリスト 小笠原みどりさんがただ゛一人 スノーデンにインタビーしています
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/327973

目次だけ書きます
[新月]米国内でも公にされず、長らく謎とされていた組織――「NSA」とは何か?

[新月]「日本は米諜報活動設備において重要拠点」――在日米軍の主要任務は諜報活動だった!

[新月]窃取した情報を自動的にNSAに転送する「SSO(特殊情報源工作)」 民間通信会社が協力

[新月]日本にもある全情報盗聴ポイント「STORMBREW」 「日本国内だけでやりとりされるメールでも盗まれる」

[新月]米アップルも陥落した「PRISM」 シリコンバレーのIT業者は、好むと好まざるとに拘わらず、情報窃取に関わらされている!?

[新月]無限の情報提供“バウンドレス・インフォーマント”。それを共有する5つの国“ファイブ・アイズ” 日本の情報もこれら5カ国に共有される

[新月]「必要なのは監視の強化ではない」――“すべての情報を収集”してもなお、テロがあちこちで起きている現実

[新月]監視システムは、市民の活動を把握し、市民を識別し、市民を管理するために使われていく――

[新月]鳩山由紀夫元総理の辞任にも、NSAが関係している――

[新月]特定秘密保護法をデザインしたのはNSA

[新月]「何も悪いことをしていなければ大丈夫」なのか?

[新月]指紋認証登録の発祥はイギリスのインド統治~日本のマイナンバー制度にも通ずる市民の「序列化」

[新月]「抗議」には意味がある! 作られてしまった悪法を無効にする運動を

[新月]権力による監視に対し、市民の側が反対することで、住基ネットのように無効化できる

映画、スノーデンを見てきました
http://www.snowden-movie.jp/ 公式サイト

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米国最大の機密を暴いた男
英雄か犯罪者か

事実は 物語より怖いです。

日本の横田基地に駐留していたスノーデン
日本が同盟国をやめたら、インフラが侵されるマルウェアーを仕組んだと

自分のやっている事は国を守るのか? 世界を支配するのか?
スノーデンの悩みは続きました

今日の記事はコピペばかりです<(_ _)>

ただ 一言 最後まで息が抜けなかった。面白かった。怖かった
スノーデンが俳優になったのかと思ったほど本人に似ていました

スノーデンの所属していた国家安全保障局(NSA)は9.11以降にテロ対策で作られた組織ですが
テロに限らず盗聴しました。何やら日本の共謀罪と似ていますね。こうなりそうです。


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松元ヒロ ソロライブinおおみや&憲法くん [本、映画、テレビ他]

昨日、友達が亡くなったと書いた後、私は出かけました。
松元ヒロ ソロライブinおおみやです
結構遠いのですよ。いっぱい歩きました

大宮駅から結構ありました。

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写真も録音も禁止は言うまでもなく、しかし私の頭は覚えていません
とにかく笑った、笑った! 大笑い、
そしてホロッと涙も流れました

皆さんに申し上げます。絶対に笑わせてくれます
機会があればぜひライブに行ってください

最近は週刊金曜日にも時々執筆しているようで
先ずは 云々のでんでん 言われました
早い! この意味わかる方 イケてますよ
そして今朝知った事、
雑誌で語った事は
官房長官の菅さんは スガヨシヒデですが よしを取ったら 「ひでぇ」
菅ヒデェ です。法政大学の2年先輩とか

永六輔さんは 松元ヒロさんを応援してくれた方ですが
その永さんとの話が本当に笑えます
もちろん、ヒロさんの話術がそれをさせるのですが
今も生き続けている永さん、エピソードが楽しかったです

一つご゛紹介します
ここはどこだ 沖縄を歌った曲です

作詞 永六輔
作曲 いずみたく 


ここはどこだ 今はいつだ 涙は乾いたのか
ここはどこだ 今はいつだ 戦(いくさ)は終わったのか

ここはどこだ 君は誰だ 仲間はどこへ行った
ここはどこだ 君は誰だ 日本はどこへ行った
  ■流された血を 美しい波が洗っても
  ■僕たちの骨は それを忘れない
  ■散ったひめゆりを 忘れはしない
  ■君の足もとで 歌い続ける

ここはどこだ 今はいつだ 戦(いくさ)は終わったのか
ここはどこだ 君は誰だ 日本はどこへ行った
●日本はどこへ行った 日本はどこへ行った
 


ここでメロディー聞けます。デュークエイセスが歌ったようです。これはホロっとしました
http://bunbun.boo.jp/okera/kako/koko_dokoda.htm

改めてこの歌詞が 今生き続けている事に、日本の不幸を感じます


 

3月には紀伊国屋で4日間のライブがあります。行くぞー
憲法くん サイン入りを買いました。

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憲法くんは 最後に言います

わたしはこの70年間たった一度も

戦争と言う名前のついたおこないで

人を殺したことも 人に殺されたこともありません

わたしは、そのことを誇りに思っています


予約投稿したと思ったのに・・・・(-_-;) 


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応援したい人たち [本、映画、テレビ他]

この世界の片隅に
再上映です。見てきました、嬉しかったのはほぼ満員だったのです
何気ない日常から戦火は広がります。
普通の人たちの中の変わらぬ日常に

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戦争は忍び寄ります。 涙も笑いも少なかったのに心に残る映画です


[exclamation]28日 土曜日に
松元ヒロ ライブに行きます。大宮です。
初めてコンビニからチケット買いました。
1月3日に 国会前でお会いしましたが、本当に謙虚な方ですよ

テレビに出られない芸人 松元ヒロ 応援したいです

時事ネタが多いです。憲法も
真面目で面白い

以前のポスター

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[位置情報]遠藤周作の 沈黙 が映画化されます
主演は 窪塚洋介、そして浅野忠信、 監督 マーティン・スコッセシです

窪塚さん、以前からアベ批判しています。
三宅洋平の選挙の時も応援に来ていました。
権力を恐れないですね。 この映画も必見と思っています

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[exclamation]オリバーストーン監督は アメリカの良心といつも思っています
福島も、沖縄もアメリカから応援してくださる
その彼が
スノーデン
http://www.snowden-movie.jp/
という映画を作りました。スノーデンは元CIAですね

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とても怖いのは
スノーデン(のチーム?)は、「日本が同盟国でなくなった場合に備えて、民間のインフラにマルウェアを仕込んだ」と言っていました。

「それは、ダム、駅、発電所、銀行などに組み込まれている。いざとなれば日本を機能停止に追い込める」と。

もちろん 映画の面白さにもよりますが
発言しにくい社会の中で 闘っている俳優や芸人や監督
応援していきたいです

久しぶりにこのカテゴリーを使いました。
見て読んでいるけれどブログには書いていない。
もう少し書きたいです


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