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雑草はいやだけど、でも好きだ! [菜園]

一か月ほど前に種まきした落花生が発芽しません。
友達もダメだったと言います。多分遅かったか?もしくは気候でしょう。
その頃は雨が降らなかった。
そして発芽を待つ落花生の場所は雑草が緑の絨毯です。
今日は、その他も合わせて3時間ほど雑草を採りました。
これは、腐らせて堆肥になります。
無駄なものは何もないのです。

作業しながら考えました。
この雑草のようになりたいなあ・・・・
踏まれても、採られても、また懲りずに出てくる。
そして腐ってもまた畑の肥やしとなり土を豊かにします。
私は小憎らしいと思いながら、でも雑草が好きです。
何だか 自分みたいに思えるからです。
根が深いのです。
野菜に負けない生命力。
お主、やるなあ~と思っています。
これから、雨が降ればいたちごっこの雑草との戦い。
でも、にくめないんだよなあ・・・・・・
これは人生に似ているような気がします。

農民詩人 大関松三郎の「雑草」という詩をご紹介します。

おれは雑草になりたくないな
だれからもきらわれ
芽をだしても すぐひっこぬかれてしまう
やっと なっぱのかげにかくれて 大きくなったと思っても
ちょこっと こっそり咲かせた花がみつかれば
すぐ「こいつめ」と ひっこぬかれてしまうだれからもきらわれ
だれからもにくまれ
たいひの山につみこまれて くさっていく
おれは こんな雑草になりたくないな
しかし どこから種がとんでくるんか
取っても 取ってもよくもまあ たえないものだ
かわいがられている野菜なんかより
よっぽど丈夫な根っこをはって生えてくる雑草
強い雑草
強くて にくまれもんの雑草


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