広島原爆の日:市長、子供たちは [政治・社会]
例年、8月6日は ああ今日が原爆が落ちた日なんだなあと
思っているが、式典を最後まで見ることは無かった
今朝は時間前にNHKにチャンネルを合わせていた。
雨が降っていたようだ。最後まで見た。
安倍総理の顔がアップされたとき
もしかしたら 本人はここには居ずらいのでは?と思ったが
そんなことは無い。自信を持って書かれたものを読んでいた。
多分、官僚が書いたものだろう。
広島へ旅した時の事を思い出した。
右手に見える広島球場を確認して、ここがあの赤ヘル軍団の基地か!
結構浮かれ気分だったが
左手の原爆ドームや川を見たとき
感情が一気にあふれた。
あの惨禍が見えたような気がしたからだ。
写真、絵、その他書物による自分の中の記憶が
その場所に立って 改めて歴史が戻されたように見えたのだ
例年、夏の恒例行事のように感じていたこの式典が
今日は違って見える。
安らかに眠ってください。過ちは繰り返しませんから
この碑の前に立った自分を思い出した
今朝は例年の単なる慰霊祭とは全く違う見方だった
市長は
憲法の崇高な.平和主義のもとで69年間戦争をしなかった事実を
重く受けとめる必要があると言い
安倍さんは核兵器のない世界を実現する責務があると言う。
碑の前でお辞儀をした安倍さんはこの言葉を充分にかみしめただろうか?
小学校6年生の二人の言葉が 真実に聞こえる
小さい時から 平和教育を受け
それが、自分の言葉となって語られている。
へいわっていいねの 少年の詩も
本当に良かった。
これからも、ずっとへいわがつづくように
ぼくも、ぼくのできることからがんばるよ。
なぜ、子供たちのメッセージはこんなに心を揺さぶられるのだろう
それは、自分の言葉で一生懸命考えて語っているからだ。
総理の挨拶は 今の内閣のやろうとしている事とかい離している。
決まりきった言葉の羅列のみで、心を打つものはない。