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「秘書」さんからメッセージが・・・


 今日はmajyoさんの秘書役をはたしてくださっていました娘さまから大変貴重なメッセージが届きましたので、ページを改めて紹介させていただきます。


【 数々の思い出を抱いて

majyo
の娘です。

この度は母の逝去に際し、数々の温かなメッセージ、沢山のお花をいただき、誠にありがとうございます。

2
15日。
気温5度と冷え込んだ日で、薄曇りな日でした。
富士山は雲で隠れ、見えてはいませんでした。
2
日間昏睡状態でしたが、時折声のある呼吸を繰り返していました。すでに自らは動かず、反応もない状態でしたが、朝も一度声を出して「何?」と、声をかけていました。

この日は週2回の入浴の日でした。
この状態で入浴をすることは、人によってはその時を早めるリスクもあると説明を受けました。
でも、お風呂大好き、温泉大好きな母です。
次の入浴日までは無理であることは私にも分かりましたので、息のあるうちに綺麗になっておいでよ、と9:00過ぎに入浴させてもらいました。

入浴後はしばらく容態も変わらず安定していましたが、
昼前に呼吸が弱くなり、そのまま静かに息を引き取りました。
まるで、お風呂に入って気持ち良くなって「ちょっと眠くなったから、昼寝するわ」というような感じで。
痛まず、苦しまず。
「あぁやっと、お迎えの神様、来てくれたのね」と安堵しているような穏やかな表情で、最期の時を迎えました。

主治医の先生は、
majyoさんは全ての準備をされて、ここにやってきた。本人は1週間や10日ほどで最期を迎えるつもりだったけれど、そうはいかない。もうやり残したことはない、もういつ逝ってもいい。そろそろ、そろそろ、と思う日が過ぎたあたりから、何故どうしていつまでも死ねないのかと、心と体のバランスが崩れて、辛かったでしょう。ゆっくり休めますね」
そう、お話くださいました。
母は「先生ならどうにか出来るでしょう、今日死ねないなら、ここから飛び降りたい」と、まだ意識も歩行もしっかりあるうちから幾度も悪態をついていました。
1
20日からは水分しか摂れなくなり、月末あたりからは、体の痛みはないけれど、精神的に辛い日が続きました。
私はそれを「仕方ないね、元々頑丈な体だから、基礎体力があるんだね」と笑って返すしかありませんでしたが、ある日「貴女どうしてそんなに冷たいの。私はこんなに辛いのに」と言われました。でも、きっと私の葛藤にも気づいたのでしょう。夜には「早く死にたいくらいです。が、まだみたいだから、また来てください」とメールがありました。


2
21日。大安に、母の葬儀を執り行いました。
前夜に降った雨は上がり、朝から雲ひとつない見事な快晴でした。風は強かったものの、暖かい日でした。
生前に何度も言われていたように、家族親族のみの無宗教一日葬。
香典は辞退、祭壇はお花で飾ってもらえばいい、お経も戒名もいらない。
昨夏に遺影用に自分で写真館に行って撮った写真。周りを沢山の花々で囲みました。

葬儀までは6日間あり安置所にいましたが、その間も面会には一切来なくていいと言っていました。
10分やそこら顔を見に来るために、わざわざ時間をかけて来られたら、気を遣ってゆっくり寝ていられない。私は誰も来なくて寂しいなんて全然思わないから、来ないでね」と。
とはいえ、何度か私も面会には行きましたが、叔父(母の弟)は毎日面会に来てくれたようでした。葬儀には来れない姪たちも、お別れに来てくれました。
きっと「もう、来なくていいって言ったじゃないの!」と、憎まれ口を叩いていたことでしょう。

今回は葬儀、告別式ではなく「お別れの会」として頂き、最期のお別れをして参りました。
希望どおり、宗次郎さんのオカリナの曲をBGMとしました。
度々ブログにも登場していたmajyoの息子は、しっかりと喪主を務めあげました。
喪主挨拶。
正直私は何を話すかと不安でしたが、そんな不安は無用でした。
立派な挨拶、弟を見直しました。
私には到底出来ない、彼らしい、そして何より母が1番喜ぶ姿でした。遺影の顔が一層微笑んでいるように見えました。

遺書は残さない。
伝えるべきことは子どもたちに全て話した。
遺書があるとしたら、ブログ。ここに私の全てがある。
葬儀が終わって落ち着いたら、伝えて欲しい人に連絡をして欲しい。リストは作ってある。ブログ見てくださいと伝えてと。

これから、母に依頼されたことを一つ一つこなしていく日々となります。

私も弟も、不思議と深い悲しみはありません。
徐々にその時を迎えたように、もしかしたら悲しみも徐々にやって来るのかもしれないですが、
最期まで自分らしく生きた母を思えば、正直笑い話しか出て来ないのです。
本当にあっぱれな母です。

今頃、空の上で何を思っているでしょうか。
人一倍苦労はありましたが、何より自分らしくやり遂げた人生、majyoさんてすごいわ、と言われていることを嬉しく思って笑っていることでしょう。

管理人様、お忙しい中母のためにありがとうございます。
管理人様はじめ、このブログに集う皆さまに深く感謝するとともに、
生前の母の思い、願いを、引き続きこの場でお話いただけたら幸いです。
母への最高の供養だと思っております。

長くなりましたが、お読みくださりありがとうございました。
今後とも、よろしくお願い致します。
また機会がありましたら、投稿させて頂きます。 】

秘書さまより IMG_4981.JPG

 秘書さまより

さすがはマジョさんのお嬢様です。ありがとうございました。

玉稿、お待ちしております、ご無理のない範囲で・・・

お花の写真が寄せられています。心のこもった作品をお寄せいただきありがとうございます。

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 以上、makkunさまより

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Jetstreamさまより E78CAEE88AB1_majyoE38195E382931.jpg

 以上はJetstreamさまより

 

 本日は以上です。コメントをお寄せください、お返事は書けませんが・・・<(_ _)>

 3月3日 お花を追加いたします。

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momotaroさまより m_DSCF4199.jpg

 以上、momotaroさまより

 

 


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