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2冊の本から [本、映画、テレビ他]

マジョは読書感想文を書くのが嫌いだ。いわゆる読みっぱなし
孫1(小2)が、埼玉県の読書感想文に昨年に入選したから とても喜んだ。
本が好きなんだ~ その感想を上手に書けたんだ~と。
娘いわく、今はマニュアルがあるので、それに沿って質問して
その答えをつなげたのよと・・・・・ のけぞる~~ガクッ(-_-;)

さて、今読んでいるのは 日本ペンクラブが出した
それでも私は戦争に反対します」である。そうそうたる作家たちが
色々な形で書いている。
古い本で、イラク戦争の時のものだ。でも今読んでも少しも違和感がない。
あの頃より、もっと為政者は尖鋭になっているもの。
半ばまで読んだら、図書館よりメール
予約の「天皇と日本国憲法」が入りましたと。なかにし礼著である
次の方が待っているから こちらから読み始めた。
面白い。過去に書かれたものや言われたことを引用し
自分の意見を述べている。
ただし、天皇と日本国憲法に関しての記述は 冒頭だけ。
後はサンデー毎日のコラムを加筆、修正したものだ。
ちょっと、題が紛らわしい。というより これで売り上げアップしたかもしれないなあ。

なかにし礼は 作詞家として時代の寵児だった。
しかし作家に転身してからの方が 私にはなじみが深い。
なぜ彼が反戦なのか 本を読んだ方ならわかるだろう。
満州からの引揚者で、自分も残留孤児になったかもしれないという過去を持つ
また、「兄弟」で書かれている年の離れた兄は
いわゆる特攻の生き残り。すさんだ生活を続け なかにしは莫大な借金の肩代わりをする。
最後に 兄さん死んでくれてありがとう!で小説は終わる。
赤い月も母親を主人公とした、満州時代の小説だ。
彼の原体験が 満州であり、引揚であり、戦争後目的を失って戻ってきた兄なのだ。

どんな理由であれ 戦争を良いと言うはずがない。

この間の党首討論で、安倍さんは
イラク開戦に対して、秘密破壊兵器がないと証明出来なかったイラクが悪いと言ったらしい。
この論法でいくと、何もかもおかしくなる。
マジョが反日分子ではないと証明できないのなら マジョが悪いという事になる。
反日分子として 捕まるかもしれない。もしかしたら不敬罪?
もしも冤罪があったとする。罪が無いと証明できなければ自分が悪いという事になる。
昨日、何食べたかも忘れるもの、あの時どこにいて何してたのか? なんてわかるはずがなーい

こんな無茶苦茶な論法の人に日本を任せて良いのかな?

宮沢賢治はやはり良いことを言っている
北に喧嘩や訴訟があれば
つまらないからやめろといい

これこそ、政治家の仕事だと思う。血を流せなんて政治家ではない!。


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