存在の耐えられない軽さ

 

「存在の耐えられない軽さ」
これはプラハ動乱を舞台にした１９８８年のアメリカ映画です。
一見すると男女間の愛の行き違いを描いたように思えます

「私にとって人生は重いものなのに、あなたにとっては軽い。
私はその軽さに耐えられない。」
これに要約されると思います。
と言いながら　これはウィキペデイアからとりました。
この映画が良いと言われ、見に行きましたが　あまり意味がわかりませんでした。
でも、今ならなんとなくわかるような気がします。

私も耐えられない軽さの人が　何人もいるからです。
個人的にではありません。もちろん政治家に多くいいます。

川内原発が市長・議会によって再稼働に同意しました。
これは市民の声を反映していません。
九州の財界人に　何とかしますから、と言った総理は
耐えられない軽さの人だと思います。
そんな権限は総理と言えどもありません。

何かあったら　国が責任を取ります・・・・・
土と、水と、海と、空気を汚染してしまい　どのように責任取るのでしょう
今も核燃料棒は取り出せず、大幅に収束作業は遅れています。
現場からも無責任という声が出ています
(福島第一原発収束作業日記- 3.11からの700日の作者)　ハッピーさん

放射能はコントロールできていますと世界に向け
アピールした人。
こんな軽い事を言って良いのでしょうか？

福島の事故で誰が責任を取っているのでしょうか？
福島のみならず、近県では野菜も輸出できません。
そして河口のデルタ地帯の千葉や埼玉では、流れてきた川の水により
放射能値がかなり上昇しています。

何かあれば風評被害で片づける　耐えられない軽さ
まだ放射能の収束の目途も立っていないのに
再生エネルギーの買い取りを拒否し、
再稼働に向ける電力業界。

総理は国会答弁では、質問に答えず
自論展開して、矛先をかわし、逆切れする

事務方の書いたものを読むだけで、言葉は空疎です。
広島平和記念式典において、
昨年の挨拶文コピペを何の痛痒も感じず読む神経

耐えられない軽さです。

私も、自分の書いた事には　責任を取りたい。
出来る範囲ですが　やるしかない
ここでも考えて書くようにしたいです。

コメント 2

政治は難しくて私はよく分りませんが、、政治家は人ですから許容できる範囲でお金に清潔であって欲しいと思ってます。
国民が見ているわけで、政治家の汚れを自分の不徳のいい訳に使うわけで

そうならない様な機能があればいいなぁといつも思ってます。

日本はあの不十分な安い原発推進でクビを締めたとは思ってます。
戦争の天罰的にはロン
こういうことでしょう。
私は不勉強なので結果でしかモノを言いませんが（笑）

ただ原発事故に学べているかは関心をもってみておりますです。

by たぬ吉 (2014-11-02 18:13) 

たぬ吉様

私も１年前までは政治に目が向きませんでした。
あらゆる困難があって余裕が無かったのです。
ただ、東日本大震災には涙しました。もっと辛い人たちがいると
少し余裕ができ本来の自分に戻りました。
原発の問題もそうですが、今の戦前回帰のような政治には
疑問を持ちます。年齢的には私の方が上ですが近いですね。
まさか、再び戦いに舵を取るとは思いもしませんでした。
憲法拡大解釈して・・・

>ただ原発事故に学べているかは関心をもってみておりますです。
よろしくお願いいたします。
問題提起するのが私の役目だと思っています。

コメントありがとうございました。気分アップしてくださーい！



by majyo (2014-11-02 19:30)