招かれざるお宅訪問

皆さんは、本を読み、その描かれている場所などに行ってみたいと思いませんか？
私は結構その気持ちが強い。イメージの中のその場を訪ねてみたいと思うのです。
行ったそのような場所は多いです。

前から何度か取り上げている
現役霞が関官僚の覆面作家である若杉冽さんが書いている
「原発ホワイトアウト」と「東京ブラックアウト」は
共に、小説の形をとりながら　限りなくノンフィクションであり
告発ノベルです。

電力会社、官僚、政治家、そして各関係団体の人々を描きだしています。
いわゆる原子力村と言われるものです。
もし、これが事実なら　本当に情けないと力が抜ける。

これから書くことは小説の中の事で、私に責任は取れません。
事実関係も確認を取っていないので、あくまで小説を読んだ私の感想であり、
舞台探しの時間です。
東京ブラックアウトは発行部数もわかりませんから
私一人が知っているわけではないでしょう。何万という方が知っているはずです

何でも都心に近いところに、江戸電力の迎賓館があると書かれていました。
そこでは、関係する政治家や官僚、そして江戸電力の関係者、
規制委員会他が有名ホテルからのケータリングサービスにより
美味しい料理と銘酒で懇談すると書かれていました。
目立たなくて良いでしょう。お金のあるところはこういうものを作るのですね。
社員の為の福利厚生ではない事は明白です。

そこは都心に近いとある町
その町名を見たらラッキーと思いました。小さい町だからです
グーグルアースで探したらすぐにわかりました。
ストリートビューで見たら、ここだと確信しました。
そして、ここは私が３０年近く良く通った道から少し入ったところなのです。

２０日の土曜日に出かけました。
大江戸線に乗って、
すり鉢のような街の駅に着き、すぐに見覚えのある病院が目につきました
義母を何度か連れて行った病院です。
事前に確認していましたから、迷うことなく　その迎賓館に着きました。

途中の景色です

子供の児童公園もありました

ストリートビューで見た塀がありました。門も

並行した道へ行ったら、裏口が？

素敵なお家があればシャッター押すこともあります。
だから、私は写真を撮りましたが
でも、なぜか怖かった！　得体のしれない怖さです。
最初に行ったのは、多分正門なのか？　わかりません。
表札もなく、警察犬のブレートがかかっています。本当に警察犬がいるのだろうか？
こんなの掛けて良いのかなあ？　
監視カメラの大きなものがありました。

左右ともよそのお宅で道はありません。
ここだけではないはずと反対側を探しました。
もう一本並行した道に　裏？玄関はありました。
表札はなぜか５．６人の名前があったような・・・・
車２台分のスペースがあります。
間口はさほどではありません(それでも広い)が奥行きが長いのです。
多分地図によると１００mは越しているような？
深い緑があり、中は窺い知ることはできません。
ここにも警察犬のステッカーが貼ってあります。写真は撮れませんでした。

多分、来客は運転手さん付の車か、ハイヤーなんでしょう
２台分の駐車場はケータリング用の車庫かなあ。１台止まっていたので
正面からは撮りませんでした

近くに低層の高級マンションもありますが、ここがそのような目的の
お家だと皆さんは知っているのでしょうか？
何だか見張られているような気がして　落ち着かなかった・・・・・・

これは事実かどうかわかりません。小説に書かれていた事です
福島事故から４年、もしかしたら保障、その他で売却したかもしれません。
私にはわからない事です。
今も、そのままなのかどうか・・・・

どうして、このようなものが要るのでしょうか？

「双葉から遠く離れて」の映画の中で　仮設の人が言います
トイレも安心して入れない。
雨が降ると、トタンが雨音ですごい轟音になると

この違い何なんでしょう？

写真撮るだけ撮って　足早に立ち去りました。
明るく照らすものを扱っているのに、この世は深い闇に思えます。

国会に向かうべく、別の地下鉄の駅を目指しました。
父が５年もの間入退院を繰り返した病院も近くです。
色々な事が走馬灯のように思い出されます。・・・・

コメント 22

何でもかんでも秘密にされて、何をしているのか分かりません・・・・
by yu-papa (2015-06-22 19:04) 

秘密裏にこそこそ動かないと思うとおりに行かないのですよ～。
政権を持続させるために、国民を欺くために彼等も必死なんでしょうねvv

by トックリヤシ (2015-06-22 20:35) 

yu-papa 様

深く関わると、エライ方は国策捜査で失脚するのですよ。
原発は闇ですね。
秘密保護法が施行され、ますますわからないことが多くなりそうです。
by majyo (2015-06-22 20:44) 

トックリヤシ　様

本当に、この広大な敷地の中はどうなっているのでしょうね？
まだ売却されていないのか・・・・
されていませんね。多分！
この建物の意味を知っている人は知っている
だから、若杉さん(仮名)は小説として告発したのでしょう。

by majyo (2015-06-22 20:48) 

マスコミも口にチャック、終わったかのようにバラエティばかりですから。
by mayu (2015-06-22 21:04) 

核ねぇ核
浮かれたのも自分たちだから・・

反省しましょう。

手遅れはきっとその時点でわかっていたことだから、、なおさら


by たぬ吉 (2015-06-22 21:06) 

mayu　様

私ごときが知る事ですから、皆知っているでしょう
しかし、見ざる、言わざるです。
電気料金と言うのはある程度電力会社が決められます。
もちろん高めに・・・その余剰金がいっぱい流れるところが
あるのです。だからマスコミも
前に読んだ「地獄を見た男」は東電サイドで書かれた本です。
by majyo (2015-06-22 21:12) 

たぬ吉　様

私たちも安全神話に乗った人間です。
しかし、あの福島がまだ放射能を出し続けているのに
再稼働はありえません。
小説のように二度目が起き、右往左往し
東京は誰もいなくなる・・・・そういう事にならないようにしなければ
by majyo (2015-06-22 21:14) 

とにかく政治家や官僚、
そして大手企業の関係者には
秘密や裏話や密約が多い
こんな所で交わされるんですかね！
うーん、何処までがフィクションなのか
分らない。
by ファルコ８４ (2015-06-23 00:21) 

ファルコ８４ 様

あれから４年、まだ電力会社のものですね。多分
あれからもう一度グーグルアース見ましたが
裏口の間口はもっと広くて、中はかなり横幅もあります。
店で話せない事っていっぱいあるのでしょう。
誰と会うのもわからないし
by majyo (2015-06-23 06:44) 

マジョさんはますます面白い人だー
好奇心は１０代、行動力は２０代、表現力は３０代、
慎み深い（慎みが少しある）ところは４０代、
で実際は５０代？なんだから面白い。
「明るく照らすものを扱っているのに、この世は深い闇に思えます」
座布団３枚！　(^_-)-☆
by momotaro (2015-06-23 11:24) 

momotaro 様

好奇心は当たっていますね～
実際は　いやだなあ～同級生！
知ってるじゃん。
まあ、この小説のように嘘だか本当だか
けむにまくところで　落ち着きましょう！

座布団３枚はありがたく頂戴しま～す<(_ _)>
by majyo (2015-06-23 15:28) 

ちょっと一言です。
この様な施設(迎賓館)があるとは知りませんでしたが、あっても
驚きません。
多分、外務省や経済産業省あたりでもどこかにあるのではないの
でしょうか？。
おそらくこの様な施設は、諸々の裏取引・交渉に使われているん
だと思います。
大手企業・インフラと、官僚・政治屋、しいては金融機関等々が
利益誘導のために活用？！しているんでしょうね。
都合の良いことは表舞台で、都合の悪いことは迎賓館でですか。
庶民と違って、贅沢三昧でしょうね？。
毒を食らわば皿までの心境なんでしょうね。
こういうことは一度始めたらもう止められません。
彼らにとっては必要悪なんでしょう。
日本は維新の時から、この様な必要悪が多すぎますね。
この期に及んでも綿々と続いています。
日米の関係なんかも同じじゃないんでしょうか？。
表と裏、善と悪が渾然一体としているとしか思えません。
いつになったら良い国になるんでしょうかね。
いろいろ知ることはなんか怖いと言うより、厭世観が増すばかりです。

by どんぐり (2015-06-23 16:49) 

どんぐり　様

知らなかったけれど、驚きませんでしたか？
まあ、法務省も前の公邸を迎賓館にするという話ですから
外務省や経産省にもあるのかも？
私はびっくりしますね。
前の「基地」と「原発」はなぜ止められないのかを
読んだころから、
これはおかしい！　裏の仕組みがあると思ってはいましたが
若杉冽さんの小説を読んでから、
まあ、驚く事。びっくりです。
インタビューによると何でも良心的な官僚は１割とか。
中に入ると、みんなで渡れば怖くないになるのでしょうか

それにしても、金融関係も大いに関係ありますね。
そして、それがおかしいと気づいたのは３・１１以降です。
普通なら再稼働など出来ないはずですが
率先して、再稼働を時の政権が約束する。
維新の時から　これはあったとお考えですか・・・・
いつになったら・・・皆さんがこの事実を知るのでしょう
民意で倒すしかありませんね。
私が怖いと言うのは、良い勢力が失脚されるからです。
厭世観はわかりますが、負けちゃいけないと思うのです。
by majyo (2015-06-23 17:33) 

私は政治問題に関しして、行動を起こさなければ寝ているのと同じと思っています。街宣に、国会前に、平和行進に、一歩前に、です。
by tempest17 (2015-06-23 22:47) 

わたしは、長野県・松代の「地下陣地」って、見てみたい。
今はもう、無いのかな？
見学は、出来ないのかな？

戦争遺産が、どんどん日本の地から、
消えているみたいですね。
戦争の悲惨さ、愚かさの記憶を、
無くしたいのかな？

いつも訪問、ありがとうございます。

by コッホ (2015-06-24 10:21) 

tempest17 様

行動は場所的な事もありますね。
お互いにどうにか行ける場所です。
ブログの発信も大切ですし、街で語らう事も大切です。
でも、出来るだけ数で示したい気持ちはあります。
無理強いはできませんが
国会を人の波でうずめたいですね
by majyo (2015-06-24 15:26) 

コッホ　様

今、２０１２年のユーチューブ見てきました
地下壕ですね。補強はしてあるけれど昔のままだと思います
まだあるかなあ？あると思うな

戦争遺産が消えているのですか？
それはヒドイ！　後世に残すべきです。
多分、都合が悪いのでしょう
歴史を改ざんしたり、歪曲する人たちにとつては

今日もコッホさんのところでは　そうだ！と言いたいけれど
しばらく間を置きます(^_-)-☆



by majyo (2015-06-24 15:37) 

こういう探検みたいなの、やってみたいな。ドキドキ感分かります。江戸電力の迎賓館っていうだけでなるほどこれはミステリアス。昔東京にいたころ、松本清張の書いた「秘境」というので深大寺を訪ねたことを思い出しました。こちらは楽しいプチ旅でしたが。
by さきしなのてるりん (2015-06-25 07:52) 

さきしなのてるりん　様

読んですぐに行きたいと思いましたが、ついでが無いと
主婦はもったいない・・・交通費他(笑)
悪いのは私ではないのに、なぜかドキドキします。
まだ電力会社のものですね。中は広いです。
原発関係では、テレビ朝日のディレクターの自殺とか
福島佐藤知事の国策捜査とか、闇なんです。
いつもは、時代小説の検証に行くくらいですが
今回は、ちょっと違った。　松本清張さんも訪ねたいところありますね

by majyo (2015-06-25 17:00) 

行動的ですね。口より先に手が出ちゃう？？？違うか(笑）
東電幹部は事故直後、銀座帝国ホテルのワンフロアー貸し切り状態で豪華な緊迫した会議を続けていたようですね。連中には「金」という概念は無い。

富は働かずして湧き出てくるもの・・・

そんな感じでしょう。
私は反原発ですから当然国会議事堂・反原発テントには何十回と駆けつけ機動隊のお兄さん方や私服公安の方たちにも随分見張られていました。今では人ごみの中の私服公安を何となく見破ることができますからこちらから声をかけますね。
「いいお天気で、デモ日和ですね～」と。

福島は10回ほど見に行きました。主に飯館村と南相馬。入れるところまでということで楢葉町や富岡まで。飯館の除染現場で写真を撮っているときには、車が尾行されていましてカメラを取り上げられ「どこの社の者だ？取材許可は取ったのか？特定の顔が映っている。人権問題だ。家の表札が見える。特定できるじゃないか！消せ！」とや=さま風の人に脅されました。

富岡の「この先通行禁止」のところでは警察官10人ぐらいに囲まれて30分ほど調べられました。いうことは皆同じ。
慣れてるもんで(反対に向うの巨大な力も知っているので)いう通りにして無罪放免。だって無罪だもんねぇ。
「若いおまわりさん、あなたどこから派遣されてるの？何、京都？？期間は？何？もうすぐ入れ替わりえ帰れるの？家族ここに行くと言ったら泣かなかった？子供いるの？ふ～ん、二か月頑張ったねぇ、ご苦労様！これで帰るけれどもいいよね？？？」
と、励ましてきたですね。その後もなんか車が尾行してきたからずっと制限速度をきっちり守ってノロノロ走っていたら福島第一原発から楢葉町のJビレッジにある作業員たちの宿舎までずっとトラックなどが渋滞。痛快でしたね。そこを過ぎて「いわき」までふっとばして帰ってきたのを思い出します～。
by kappa (2015-07-11 06:03) 

kappa　様

>行動的ですね。口より先に手が出ちゃう？？？

違いませんよ。まさしくその通りです(*^。^*)ｱﾊﾊ
好奇心旺盛かなあ

原発は闇ですね。
特に除染関係は色々とありました。テレビ朝日のディレクターが自殺？しましたが
信じられますか？　事件を追っていたのに
泉田知事も、岩上安見さん言っています。
私は自殺しません。遺書があったとしても私は自殺ではありませんからと
だから、怖い気もありました。
忖度したやーさまがする場合もあるのです。
このブログも　ネトウヨちゃんにいたずらされました。
だから、最近はあまり特定した場所など書かないようにしています。
甘くみてはいけないかもしれません。
kappaさんも、前のブログと言い、福島での活動といい
色々経験されているのですね。

とにかく、読んだ本によりますが、
正しくとも検挙されることがあるのです。
最近、国策捜査の人たちの事が良くわかりました。
恐ろしい国ですよ。
一体となって、もの言う人々を粛清するのですから
コメントとはいえ、あまり書いてはいけないかもしれませんね。
そろそろお口チャックしましょうか(笑)



by majyo (2015-07-11 16:15)