こんな人たちが怒った国会前

４月１４日(土)は気合が入っていた。
開始時間は午後２時からだが、１２時半には永田町へ着いた
良いポジションを確保したかったからだが、お昼を食べようと思っていた
憲政記念館公園は出入りできない(桜田門方面１か所のみ)

途中の警官には、お世話様でーす。よろしくお願いいたしますとあいさつ
これは最近いつもやっている。
私たちは、過激な活動家でもなくただの市民だ。警察にとっては敵ではないはずだ。

メインスタンド近くの植え込みに一人分のスペースがあり、そこへ落ち着く
隣りのおじさんも一人。食べながら話す。
神奈川県から来たとか。週に２回は一人でスタンディングしているという
こうして国会前は誰とでも話せるのだ

定刻１時間前と３０分前にTwitterにて状況を知らせる
思ったより集まりは良くないなあと気がきでない。

２時丁度に始まる頃、私の席近くはぎっしりと埋った
立憲から長妻さん、共産党らかは志位さん、そして社民の叉市さんの話と続き
途中にコールが入る。
この時の皆さんのコールは激しい
嘘をつくな！　その他当たり前の事ばかり。
私は見えないので立ったが、半分で良いから座らせてと言う人に
席を譲ったから、狭い椿の花の下に不自由な姿勢で立ちっぱなしとなった。

金子勝さんの話が一番良かったかなあ
いつもラジオで聞いていて小気味よいのだ

高いところから国会前の横断歩道を見ていると
めったに通さない。
一部が終わって、トイレタイムで動こうと思ったが
数メートル行くのが大変。
朝の満員電車並みに人がいて進めない
ようやく横断歩道近くに着いたが、止められている
若い人が言う。ここは日本だ。とおせ！と
青でも止められていたのだ。
このへんでみんなの怒りは頂点
ようやく通行可となった。

私が渡り終わった時、道路部分を人が入り込んでいる
警官が静止しているが多勢に無勢

やったあ～　決壊だ！　ジーンとくる
安保法反対の１０万人集会以来だろう＼(＾o＾)/＼(＾o＾)/(-_-;)ﾅﾐﾀﾞ

南側の柵は警官と市民と押し合っている。これを無理して入れば
逮捕もありうる。傍で写真を撮り、太鼓を鳴らして叫んだ

「誰の味方だ～」「市民を通せ」　ドンドンドン

決壊したのだから柵は必要ないのに・・・

柵の切れた桜田門まで走り、そして中に入った
一人の若者が大勢の警官や私服に取り囲まれている
逮捕者だろうか(-_-;)
１名公務執行妨害と言う事で逮捕されたが彼だろう
多分、ちょっと小突いたくらいではないだろうか

(バリケードから飛び出しただけだそうです。田中龍作ジャーナルより)

安保法制反対集会の時に１３名の逮捕者が出て
その時真ん前にいたから、あの恐ろしさはわかる
問答無用で連れ去る。最初から逮捕者を出すと決めているのだ。

中に入ったら、本当に皆の顔が明るい。すでに歓喜の写真撮影だ

日本のデモはとても抑圧されている。特に国会前と官邸前
これはトップが狭量で臆病だからだろう
世界では広場があり、将棋倒しになるくらいの狭いところに押し込めたりしない

国民の生命と安全を守るためなら、目の前の道路を開放すべきだ
警察はアベの私兵ではない。国民の安全を守るなら
３万とも５万とも言われるこの人数に対して
迂回もしやすい国会前の道路を開放すれば、あの膨大な鉄柵など必要ない。
カマボコと言われる装甲車も必要ない。

トイレに戻るために、この柵またいで良い？と若い警察官に言ったら
危ないからダメですという
大丈夫、わたし足が長いから(＾▽＾)と言ったら危険ですという
警察官をいつまでも困らせてもしょうがないのでまた桜田門方面に歩く

私は若い警察官にもわかって欲しい
国民がこれほど怒るのはどうしてか
右でもなく左でもなく、公務員だろうがこんな人たちだろうが
間違いは間違い。それを理解してほしい

国会前の余韻を楽しみながら、霞が関方面から新橋に出た
なんという良い一日だったのだろう
この勢いを維持し続けて、本当の意味での勝利まで頑張ろうと思った

夜は沢地久恵さんが主体となったキャンドルデモ(ネットから)
沢地さん８３歳とか。どうぞお体に気をつけて

今朝の東京新聞より