受け継がれた包丁

私の使っている包丁は、結婚以来２本目
１本目は息子が固いものを叩いたので大きく欠けてしまった

今のは２本目ですが、２０年くらい使っているでしょう
２本とも築地の場外で買ったものだ

切れ味はいい。これを使ったらステンレスなど使えない

イメージ画像です

しかし最近使わないから刃がすぐに錆びる
面倒で砥石で研ぐこともしない。

今日は一生懸命研いで娘に上げた

彼女も良いものを使っているけれど、私の方が切れる
代わりにセラミックのものを買ってきた。
もうこれで充分

友だちが老後は三食付きのホームが良いなあと言った時
女は死ぬまで包丁は離さない方がいい
そんな事も言ったっけ
この言葉　返上です！

スーパーで惣菜を売っている
こういうものを買うようではだらしない
誰が買うのだろう？　作れば良いのに
エラそうに言っていた言葉　返上です

出しもしっかり取り、天然素材が大切としばらくは
だしの元等使わなかったけれど
めんつゆが出来、これも崩れた

みんなの為の食事を作っていた時は張り合いがあったが

一人になったらわかった

調理が好きではなかったのだと

美味しいと食べてくれるから作っていたのだ

娘も息子もそれだけは受け継いでくれたと思う
２０年間以上使った包丁を嬉々として持ち帰ってくれた事
嬉しい事でした。

これ切れるようね～と言いながら

２７日の雨の前の雲(ラピュタ雲？)