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北海道地震における地盤沈下と液状化から [政治・社会]

今度の地震で 札幌市清田区の地盤沈下、それに続く液状化を見た時に
ここは埋立地なのか?と疑問に思った


ネットから

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その後にここは沢だったことがわかった。
大きく傾いた家はシャレている。新興住宅地なのだろうか

航空地図見て納得した。


一部切り取りました

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ここで思い出したのが広島における土石流災害です
今から4年前の事でした。
この場所は、古来より蛇の道と言われ、水が出る場所だったようです
古くから 蛇落地悪谷(じゃらくじあしだに)と言われていたのです(今回調べました)


ネットからです。被害の大きかったところ

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宮澤賢治の小説に
狼森と笊森、盗森(おいのもりとざるもり、ぬすともり )と言うのがありこの災害の時に紹介しました。


大まかな粗筋

開拓民が森近くにやってきます
農民 おーい、ここに畑を作って良いかい
森 良いぞー


農民 ここに家を建てて良いかい
森 良いぞー


農民 ここにみんなでくらして良いかい
森 良いぞー


ある時、子供がいなくなりました。森で捉われていました
助けて欲しかったら 粟餅もってこい!

その次に無くなったのは農機具です
やはり森にありました。 返して欲しければ粟餅もってこい

次にしまっておいた粟が無くなりました
やはり探して森へ行くと粟がありました
返して欲しければ粟餅もってこい


そんな様な筋書だったと思います。


人と森とが共存するには 人は山に対して畏敬の念を持たなければならない
それが古来より続いている山の神への祈りでしょうか

しかし現代のデイペロッバーはそんな事は考えません
谷筋に削った土砂を埋め、少しでも安く宅地を作る
山は買いたたかれ無残に昔の形を変える
そんなところでしょうか


日本は山が多い。またまた考えさせられました。


近くの飯能は昔と今と地図を比べると全然違います

何事も無ければ良いのだけれど

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