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あの日から72年目の暑い8月6日 [政治・社会]

広島に原爆が落とされてから72年目の今日
広島平和式典が営まれた
松井広島市長の姿をテレビで見て、私は出かけた
今日、私が立ち会うのはこの場所だと

東松山の「丸木美術館」へ急いだ
原爆の図 丸木美術館
http://www.aya.or.jp/~marukimsn/


今は大きな絵は貸し出してある。

いつものように書いてある説明文を読みながら 少し後ろから絵を眺める。
そして想像する

親子像、竹林で、衣類は焼かれ阿鼻叫喚の地獄絵を眺める
水を求めてさまよい川までたどり着けなかった人々を思う
皮膚がただれ落ち、幽霊のような黒焦げの人たちを思う

やはりこの場に来て良かった。私だけの広島忌を深く思う

その場で亡くなった方、その後も含めて亡くなった方
総計30万人近く


日本は国連の核兵器禁止条約に棄権し

核廃絶のリーダーシップを取る事も無く
原発再稼働に舵を取り、そして輸出までする


昨日と同じことを書くけれど、人の痛みは感じない人たちです。

自分の痛みしかわからない。

その後も第五福竜丸のビキニ環礁での被ばくと人々は苦しめられる
焼津とビキニは深い関係になった。

広島も長崎も毎年の慣例行事と思っていたのは数年前まで

福島事故から、もう他人ごとではいられない。

世界にどのくらいの核があるのだろうか?
地球が壊れるくらいの核があるのだろう
世界の指導者たちよ、焼けただれて生きるしかばねが
ぞろぞろと歩いて川に辿りつかないうちに倒れる様を想像せよ
生き地獄だ




午後1時より講談や短歌朗読等イベントがある。
そして6時半より都幾川で灯篭流しが行われる。その準備

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夏草を刈り、下の川への道が作られていた

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水が勢いよく流れている。ここは私のついの住処のようなものだ

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今日の特別展は広島で育ちアメリカに帰り日系人強制収容所経験し
晩年ニューヨークの路上絵描きとして暮らした
ジミー・ツトム・ミリタキニ展です。
明るい猫がたくさん描かれていた


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館内には反戦、反原発のパンフやチラシが多い
今日のお土産はパレスチナ産のバージンオリーブで作られた
ピュアーな石鹸です。600円ですが無香料、無添加、無着色です


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帰りに、埼玉平和ミュージアムに立ち寄りここでもまた
原爆投下により被災した証言を聞きました。
その他たくさんの人の戦争体験の証言をナレーションで聞きました。

これが一番わかりやすい。県内の方たちです


市井の私ですら、これだけ悲惨な事を感じる
何が積極的平和主義だ! 言葉で騙されない






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